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「森バイナリーパワー合同会社」の事業運営の開始について

2021年6月22日
 北海道電力株式会社
 JFEエンジニアリング株式会社
 東京センチュリー株式会社

北海道電力株式会社、JFEエンジニアリング株式会社および東京センチュリー株式会社は、「森バイナリーパワー合同会社」(本店:北海道札幌市)を設立し、北海道茅部郡森町において「地熱バイナリー発電事業」を実施することを決定しましたので、お知らせします。

北海道電力株式会社(代表取締役社長:藤井 裕、本店:北海道札幌市、以下「北海道電力」)、JFEエンジニアリング株式会社(代表取締役社長:大下 元、本社:東京都千代田区、以下「JFEエンジニアリング」)、および東京センチュリー株式会社(代表取締役社長:野上 誠、本社:東京都千代田区、以下「東京センチュリー」)の3社は、本日、共同で北海道茅部郡森町において地熱発電事業を行うことを目的に「森バイナリーパワー合同会社」(本社:北海道札幌市)を設立し、工事計画の検討に着手いたしましたので、お知らせいたします。

本事業は、北海道電力が保有する森発電所(定格出力:2.5万kW、地熱)の還元熱水※1に含まれる未利用熱エネルギーを、バイナリー方式※2により有効活用して発電するもので、営業運転の開始は2023年11月の予定です。

38年にわたり森発電所を運営し、地熱発電所の運転実績・経験が豊富な北海道電力、全国に多数の地熱発電所設備を納入した実績を有するJFEエンジニアリングおよび、「金融×サービス×事業」を融合したビジネスを展開し、数多くの再生可能エネルギー事業を手掛ける東京センチュリーによる初めての共同事業となります。

森バイナリーパワー合同会社は、周辺環境に配慮した運営に努めるとともに、持続可能な純国産の再生可能エネルギーである地熱発電による電気を安定的にお届けすることで、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

  • ※1 地熱発電では、地下深部から高温の蒸気・熱水をくみ上げ、このうち蒸気はタービンを回して発電に利用し、熱水は井戸を通じてまた地中へ戻します。この地中へ戻す熱水を還元熱水といいます。
  • ※2 地熱資源(蒸気・熱水)を熱源として水より沸点の低い媒体を蒸発させ、その蒸気でタービンを回し発電する方式です。

事業の概要

事業会社名 森バイナリーパワー合同会社
事業会社本店 北海道札幌市中央区大通東1丁目2番地
代表者 齋藤 晋(北海道電力株式会社火力部長)
資本金 1億円
株主構成・出資比率 北海道電力株式会社      :60%
JFEエンジニアリング株式会社:30%
東京センチュリー株式会社   :10%
発電所名 森バイナリー発電所
発電所建設地 北海道茅部郡森町濁川108-1、108-3、 110-6
発電方式 空冷式バイナリー発電方式
発電出力 2,000kW
着工 2022年8月(予定)
営業運転開始 2023年11月(予定)

施設完成予想CG

森バイナリー発電所.jpg

以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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