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JFEシャフト炉式高温ガス化溶融プラント

「ごみを溶かして再生いかす」資源の有効利用を追及

従来の焼却炉では、ごみ中の不燃物は焼却灰として処理されてきました。ガス化溶融炉は、ごみとともにコークスと石灰石を用いて、高温でガス化・溶融することにより、ごみをスラグ・メタルといった有効利用可能な資源に変えるシステムです。

多種多様なごみに対応

生活ごみ、粗大ごみ、産業廃棄物、焼却灰から掘り起こしごみに至るまで、コークス量を調整することで、幅広いごみに対応します。1600℃以上の高温部を通過することにより、医療系廃棄物等の有害ごみも安全に処理することができます。

画期的な連続出滓方式

安全で確実な運転が可能

製鉄技術を応用した連続出滓化の実現により、炉前出滓作業を最小化しました。従来の間欠出滓に比べて作業時間は大幅に低減され、また運転員の特殊技術も不要です。

スラグ・メタルの有効利用

逼迫する最終処分場の再生に貢献

ごみはコークスにより高温で均一に溶融され、重金属類の含有量が少ない良質で安全なスラグが得られます。スラグはコンクリートブロック、焼成タイル等、メタルは銅製品へとほぼ全量有効利用され、最終処分量を大幅に削減できます。

実績例

名称 シンガポール南洋理工大学実証炉
処理能力 11.5t/日×1炉
竣工年月 2019年3月
名称 東埼玉資源環境組合 第二工場
処理能力 297t/日(148.5t/日×2炉)
竣工年月 2016年4月
名称 クリーンヒル宝満
(筑紫野・小郡・基山清掃施設組合)
処理能力 250t/日(125t/日×2炉)
竣工年月 2008年3月
名称 エコクリーンセンター
(浜田地区広域行政組合)
処理能力 98t/日(49t/日×2炉)
竣工年月 2006年11月
       

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