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ごみリサイクルPFI(福山リサイクル発電(広島県))

リサイクルと発電を組み合わせたプロジェクトをPFI的手法で建設

福山リサイクル発電施設外観

福山リサイクル発電プロジェクトとは、広島県下の合計9参画市町村の管理下にある7つのRDF(ごみ固形燃料)プラントで製造されたRDFを1ヶ所に集めて発電する、リサイクルと発電ビジネスを組み合わせたビジネスモデルです。
発電事業会社は参画市町村などからの出資で設立された特別目的会社で、金融団による15年のプロジェクトファイナンススキームで事業資金を調達しました。
JFEエンジニアリングは事業計画の策定からこのプロジェクトに参加しました。
単に発電プラントの建設、操業や維持管理だけではなく、事業会社への出資およびPFI的手法を取り入れたファイナンス組成まで行っています。PFIとは、これまで自治体などが行っていた公共サービスの提供を、民間資金や技術等を利用して、民間に施設整備と公共サービスの提供をゆだねる手法です。

当プロジェクトは、PFI法を適用した事業ではありませんが、参画市町村と事業会社の間で事業権契約を結び、参画市町村からのRDF処理委託料と売電収入によって事業費を回収し、発電施設の建設・運転維持補修はJFEと事業会社との間で取り交わされた契約に沿ってJFEがおこなうというまさに実質的にPFIと同じ手法をベースとしています。
また最新鋭のガス化溶融炉を導入することにより、高効率発電とともに処理コストおよび環境負荷量の低減、溶融・スラグ化によるリサイクルの促進、最終処分量の削減といった効果をもたらしています。
JFEは公共サービスに密接に結びついた廃棄物処理やリサイクル事業分野で、固有の技術を生かしたシステムづくりに加えて、このようなPFI等の民活手法を用いたより幅広いサービスを提供していく考えです。

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