廃棄物資源有効利用脱炭素・低炭素

Waste to Methanol 社会実装に向け協業開始
~世界でも希少な廃棄物ガス化技術と世界有数のメタノール事業基盤が連携~

JFEエンジニアリング株式会社
三菱ガス化学株式会社

JFEエンジニアリング株式会社(社長:福田 一美、本社:東京都千代田区、以下「JFEエンジニアリング」)と三菱ガス化学株式会社(社長:伊佐早 禎則、本社:東京都千代田区、以下「三菱ガス化学」)は、廃棄物ガス化技術を活用した環境循環型のメタノール製造技術(以下「本技術」)の確立に向け、共同で事業検討を行うことについて、覚書(以下「本覚書」)を締結いたしました。本覚書に基づき、両社は技術確立、事業性評価および商業化に向けた具体的な検討を進めていきます。

世界的に脱炭素化や資源循環の実現に向けた取り組みが加速するなか、廃棄物を新たな資源へと転換する技術への期待は一層高まっており、廃棄物を原料として国産の化学原料・燃料を製造することは経済安全保障の観点からも重要性が高まっています。JFEエンジニアリングは、一般廃棄物を含む幅広い廃棄物を原料に、水素や一酸化炭素などを生成する世界でも希少な廃棄物ガス化技術(C-PhoeniX Process®(シーフェニックス プロセス) ※1)を有し、20年以上にわたる操業実績を持つ総合エンジニアリング会社です。一方、三菱ガス化学は、資源開発からメタノール製造、物流、誘導品開発、販売までを一貫して手掛けるメタノール総合メーカーです。

本覚書に基づき両社は、廃棄物から生成した合成ガスからメタノールを製造する技術を確立します。製造されるメタノールは、プラスチックや合成繊維などの化学製品や燃料として活用することが可能です。これは、三菱ガス化学が推進する環境循環型プラットフォーム「Carbopath™(カーボパス) ※2」の取組の一つとして位置付けられており、資源循環の促進や環境負荷低減への貢献が期待されます。両社が培ってきた技術力と豊富な実績を融合することで、廃棄物由来の環境循環型メタノール製造の社会実装に向け、信頼性の高い技術を確立し、早期の事業化を目指します。

本覚書に基づく検討は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「グリーンイノベーション基金事業/廃棄物・資源循環分野におけるカーボンニュートラル実現」プロジェクトとも連動して進めます。JFEエンジニアリングは同プロジェクトにおいて、廃棄物・資源循環分野におけるカーボンニュートラルに加え、ケミカルリサイクル向け合成ガス製造機能強化を目的とした実証事業を推進しており、その成果が評価されステージゲートを通過しています。さらに、精製合成ガスを使用して化学品等を製造する技術を対象とした追加公募事業者としても採択※3されました。三菱ガス化学は同事業の委託先となる予定です。両社は今後、大規模実証試験実施(2030年度実証完了予定)に向けた検討を加速していきます。

本覚書締結は、本技術の社会実装に向けた両社の強固な意思を示すものであり、今後両社は、本覚書に基づく検討を通じて、本技術の早期社会実装を推進するとともに、循環型社会およびカーボンニュートラル社会の実現に向け、新たな価値創造に挑戦してまいります。

両社による覚書締結

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(左:JFEエンジニアリング㈱ 取締役専務執行役員 鮎川 将
右:三菱ガス化学㈱ 常務執行役員 赤瀨 英昭)

廃棄物ガス化によるケミカルリサイクル技術およびメタノール合成

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以上

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  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室