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Waste-to-Chemical向け新ガス化改質プロセス      "C-PhoeniX Process®"の開発・社会実装へ

2024年2月7日
 JFEエンジニアリング株式会社

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下 元、本社:東京都千代田区)は、このたび、廃棄物処理分野における新しいガス化改質技術の社会実装に向け、開発中の新プロセスを"C-PhoeniX Process®(シーフェニックス プロセス)※1"と命名(略称:"CX Process®(シーエックス プロセス)※2")し、ロゴマークを定めました。

当社は1997年にスイスのサーモセレクト社よりガス化改質技術を導入し、以来、20年以上にわたり独自改良を積み重ねて来ました。その結果、一般廃棄物を含む多様な廃棄物のガス化改質技術を確立し、世界で唯一の長期運転実績を有しています。

現在、開発を進めている「C-PhoeniX Process®」は、廃棄物を安定的に処理する機能を維持しつつ、蓄積した技術をベースに幅広い廃棄物から高品質な精製合成ガスを製造する機能を更に高めた、新しいガス化改質プロセスです。この「C-PhoeniX Process®」を確立することにより、多様な廃棄物から水素(H2)と一酸化炭素(CO)を主成分とした精製合成ガスの安定製造が可能となり、プラスチックやSAF※3の原料としての利用や水素源としての活用など、様々な「廃棄物ケミカルリサイクル(Waste-to-Chemical)プロセス」への適用が期待されます。

当社は今後、廃棄物処理分野におけるカーボンニュートラルを目指し「C-PhoeniX Process®」の社会実装に向けた開発を加速するとともに、持続可能な循環型社会の実現に貢献してまいります。

  • ※1 C-PhoeniXの"C"は「廃棄物中の炭素(Carbon)および化学原料(Chemical raw material)の頭文字」、"PhoeniX"は「熱により廃棄物が炉内から化学原料として何度でも甦る、ガス化プロセスの象徴」を表し、これらを組み合わせることで、「廃棄物中の炭素分がガス化プロセスにより何度でも化学原料として甦ること」を表現。
    商標登録済み
  • ※2 DX(Digital transformation)が「デジタル技術による生活やビジネスの変革」を意味することを引用し、CXは「炭素を化学原料に転換し、廃棄物循環の構造を変革する」という思いを表現。
    商標登録済み
  • ※3 SAFは「Sustainable Aviation Fuel」の略で、「持続可能な航空燃料」

新ガス化改質技術の名称およびロゴ

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廃棄物ケミカルリサイクルの概要

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以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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