脱炭素・低炭素基幹インフラ

水素混焼ガスエンジンコージェネレーション設備の販売を開始

JFEエンジニアリング株式会社

JFEエンジニアリング株式会社(代表取締役社長:福田 一美、本社:東京都千代田区)は、このたび、水素混焼ガスエンジンコージェネレーション設備(JFE-MWM/Hシリーズ、以下、「Hシリーズ」)の販売を開始しました。

当社は、これまで既存の400~800kWクラスの高効率ガスエンジンコージェネレーションシステム(JFE-MWMシリーズ)※1を用いて、水素混焼の実証試験を行ってきました。このたび、都市ガス13A専焼と同一出力で同レベルの発電効率を達成し※2、Hシリーズとして販売開始したものです。

Hシリーズは、「水素混焼モード(混焼率最大25vol%※3)」と「都市ガス専焼モード」の2つの運転モードを搭載しており、いずれのモードも、従来の都市ガス専焼機と同一出力です。運転モードはお客さま側で切り替えることができ、水素の調達状況などに応じて柔軟な運用が可能です。加えて、停電時においても、運転を止めずに都市ガス専焼で自立運転します。

Hシリーズは従来の都市ガス専焼機をレトロフィット※4した機種のため、都市ガス専焼機を導入した場合でも、将来的に水素混焼仕様に変更することが可能です。今回、Hシリーズの販売開始と並行し、都市ガスと水素の混合装置も開発、商品化しており、Hシリーズと併せて提供します。

今後もさらに水素混焼率を上げる実証試験を継続し、2024年度末には、水素混焼率を35vol%以上に高めたガスエンジンコージェネレーション設備を商用化する予定です。当社は、長年に渡るガスエンジンコージェネレーションシステム開発の知見を活かし、お客さまのカーボンニュートラルへの取り組みに大きく貢献してまいります。

<ラインアップ>
機種名JFE-MWM390/HJFE-MWM585/HJFE-MWM780/H
定格出力※5390kW585kW780kW


  • ※1Caterpillar Energy Solutions GmbH社(本社:ドイツ マンハイム市)が製造し、当社が日本で販売権を持つ400~800kWクラスの高効率発電用ガスエンジンを使用。
    「ドイツCATERPILLAR社製 発電用「MWMガスエンジン」の販売権を取得(2019年12月16日公表)」参照
    https://www.jfe-eng.co.jp/news/2019/20191216.html
  • ※2JFE-MWM585/H(60Hz用)を使用し、水素混焼率25vol%にて試験を実施。都市ガス13A使用時と同一の出力で、発電端効率の低下1%未満を達成。
  • ※3ガス濃度を表す単位。ある体積の中で、そのガスがどの程度の体積を占めているかを示す。
  • ※4既存の機器を新しい技術や部品で更新・改良することを指す用語。
  • ※550Hz/60Hz共通、都市ガス13A専焼及び水素混焼率≦25vol%での条件。

JFE-MWM585/H実証試験設備

ガスエンジン発電設備.jpg
水素の容器(カードル).jpg

左:ガスエンジン発電設備、右:水素の容器(カードル)

都市ガス‐水素混合装置イメージ

都市ガス・水素混合装置イメージ.png

以上

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  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室