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食品バイオガス発電事業会社 福岡バイオフードリサイクル 発電プラント本格稼働開始

2024年5月22日
JFEエンジニアリング株式会社
J&T環境株式会社
福岡バイオフードリサイクル株式会社

福岡バイオフードリサイクル株式会社(社長:中川 浩臣、本社:福岡県福岡市、以下「福岡バイオフードリサイクル」)は、福岡市において食品リサイクル発電プラントを建設し、2024年1月より段階的に稼働しておりましたが、本格的な発電事業の開始にあたり、5月21日発電式を執り行いました。

福岡市は2021年に「循環のまち・ふくおか推進プラン」を策定し、ごみ減量・資源化への取り組みを積極的に行う中で食品廃棄物への対応が課題となっていました。この課題を解決するためJFEエンジニアリング株式会社(社長:福田 一美、本社:東京都千代田区、以下「JFEエンジニアリング」)のグループ会社であるJ&T環境株式会社(社長:長谷場 洋之、本社:神奈川県横浜市)は、福岡バイオフードリサイクルを設立し、同社グループとして九州地区で初の食品廃棄物リサイクル事業を開始いたしました。

福岡バイオフードリサイクルは食品廃棄物(最大100t/日)を、微生物の力で発酵させ、発生するメタンガスを燃料にして発電を行います。発電出力は1,560kW、年間想定発電量は約12,000MWh(一般家庭の年間使用電力量の約2,700世帯分)です。また、発電された電力は、FIT(固定価格買取)制度を活用するとともに、JFEエンジニアリングの電力小売事業子会社であるアーバンエナジー株式会社(社長:小林 厚、本社:神奈川県横浜市)を通じてエネルギーの地産地消を目指します。さらに、処理過程で発生した発酵残渣を肥料化して利活用することも検討しています。

JFEエンジニアリンググループは今後も、地域の皆様と連携し、食品リサイクル率の向上と再生可能エネルギーの地産地消を推進し、循環型社会の実現に貢献してまいります。

会社概要

社名 福岡バイオフードリサイクル株式会社
所在地 (本社)福岡県福岡市博多区博多駅東二丁目7-27
(工場)福岡県福岡市西区大字太郎丸790-1
代表者 中川 浩臣
事業内容 食品リサイクル・バイオガス発電事業
資本金 1,000万円
設立年月日 2020年9月10日
出資者 J&T環境株式会社(97%)、株式会社環境エイジェンシー(3%)
社員数 14名(九州地方雇用13名)
ホームページ https://fukuoka-bio.co.jp/

施設全景

20240522_施設全景.jpg

発電式の様子

20240521_福岡BFRテープカット写真.jpg

以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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