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マレーシアの廃棄物処理施設が本格稼働開始

2024年3月14日
JFEエンジニアリング株式会社
J&T環境株式会社
JFEエンジニアリングマレーシア

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下 元、本社:東京都千代田区)のグループ会社であるJ&T環境株式会社(社長:露口 哲男、本社:神奈川県横浜市、以下、「J&T環境」)とJFEエンジニアリングマレーシア(社長:末廣 周、本社:マレーシア国クアラルンプール、以下、「JFEEマレーシア」)が資本参加するJ&Tベルジャヤ・アラム・ムルニ社(社長:コー・チー・ヨン、本社:マレーシア国クアラルンプール、以下、「JBAM社」)は、建設を進めていた産業廃物処理施設の本格稼働を3月13日より開始しました。

JBAM社はマレーシア半島全域から回収される廃液、廃油、医療系廃棄物等の焼却処理・セメント固化処理・埋立処分を行う指定産業廃棄物処理センター(以下、「SSWTC」、所在:セランゴール州)の運営会社であり、2023年2月より埋立事業を開始しています。このたび、JFEEマレーシアおよび月島エンジニアリング マレーシア株式会社(社長:松原 淳、本社:マレーシア国クアラルンプール )の共同企業体で建設を行っていた焼却プラントが完成したことにより、SSWTC開所式を執り行い、同日、本格的な運用を開始しました。

本事業は、当社グループ初の海外での産廃処理事業となり、日本国内で様々なリサイクル事業を展開し、廃棄物処理に豊富な経験と操業実績を有するJ&T環境と、マレーシア国内における廃棄物処理プラントや化学プラントなど、数多くの建設実績とプロジェクト遂行力を有するJFEEマレーシアが参画します。
両社は今後、マレーシア国内で深刻化している産業廃棄物由来の環境汚染に対し、本プラントの安定操業により適正な廃棄物処理の促進に貢献します。

当社グループは、今後も国内外で同分野における建設・運営事業への参画などを通じ、SDGsと資源循環型社会の実現に貢献してまいります。

JBAM社概要

会社名 J&Tベルジャヤ・アラム・ムルニ社
代表者 コー・チー・ヨン
本社 マレーシア国クアラルンプール
資本比率 ベルジャヤ・エンバイロ・ホールディングス(※) 70%
J&T環境株式会社 25%
JFEエンジニアリングマレーシア 5%

(※)ベルジャヤ・グループ社からナザ・コーポレーション・ホールディングス社へ株式譲渡予定
事業概要 産業廃棄物の総合処理事業
廃液、廃油、医療系廃棄物、廃溶剤等の焼却・埋立・固化等
焼却プラント JFEEマレーシアと月島エンジニアリング マレーシアの共同企業体により建設

SSWTC開所式の様子(3月13日)

20240314_SSWTC 開所式の様⼦(3 ⽉13 ⽇).jpg

プラント全景

20240312_ベルジャヤプラント全景.jpg

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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