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横浜市北部汚泥資源化センター 汚泥処理・有効利用PFI事業 全施設稼働スイッチオンセレモニーを開催

2022年6月15日
 JFEエンジニアリング株式会社

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下元、本社:東京都千代田区)が代表を務める株式会社横浜Bay Link(社長:佐藤匡則、本社:神奈川県横浜市、以下YBL)は、2016年に横浜市より『横浜市北部汚泥資源化センター汚泥処理・有効利用PFI事業(以下、本事業)』を受託しました
このたび、本事業において建設を進めてきた汚泥焼却炉・汚泥燃料化施設・新改良土プラントの全3施設が完成し、施設の管理運営を本格的に開始するにあたり、6月15日に横浜市とYBLが共同でスイッチオンセレモニーを開催いたしました。

横浜市北部汚泥資源化センターは、下水汚泥を建設資材や燃料として再利用するプラントや、バイオガス発電プラント等で構成され、地域循環型社会の形成とカーボンニュートラルを推進する、最新技術を結集した生活基盤インフラです。本事業では、汚泥の燃料化と新1号焼却設備の高温燃焼(焼却)により、温室効果ガス排出量を年間約8,200トン-CO2削減いたします。

当社は、長年培ってきた水処理分野に関する技術と、同センターまで直線距離約1.2kmという地の利を生かし、これまでも『横浜市環境創造局北部汚泥資源化センター消化ガス発電設備整備事業(事業期間2008年~2040年)』、『北部汚泥資源化センター包括的管理委託(事業期間 第1期2008年~2012年、第2期2012年~2017年、第3期2017年~2023年)』を受託しております。本事業を加えると、同センターのほぼ全ての施設の管理運営を担うことになります。

今年は、横浜近代下水道導入150周年、そして下水処理開始60周年という節目の年でもあります。JFEエンジニアリングとYBLは、今後も新たなイノベーションを創出し、横浜市や他の出資企業と力を合わせ、横浜市民のくらしの礎を支え、快適で安全な国際都市ヨコハマを未来に繋げるよう努めてまいります。

北部汚泥資源化センター全体フローシート

20220615_北部汚泥資源化センター全体フローシート.png

事業の概要

事業形態 PFI事業(BTO方式)
事業内容 焼却炉(200t/日)・燃料化施設(200t/日)の設計・建設および管理運営
改良土プラント(約70m3/h)の設計・建設および管理運営
事業期間 設計・解体・建設期間 '16年8月~'22年3月( 6年)
維持管理・運営期間 '17年4月~'39年3月(22年)
  • BTO(Build Transfer and Operate)とは、民間事業者が資金を調達し公共施設を建設した後、所有権は公共に移転し、施設の管理運営を引き続き行う事業形態のこと

株式会社横浜Bay Link会社概要

代表者 代表取締役社長 佐藤匡則
株主構成 JFEエンジニアリング(株)、奥多摩工業(株)、(株)デイ・シイ
東芝インフラシステムズ(株)、奥多摩建設工業(株)

6月15日設備稼働式の様子

20220615_北部汚泥資源化センター_スイッチオン式典.jpg
(左から)株式会社横浜Bay Link 佐藤匡則 社長、
JFEエンジニアリング株式会社 阿部吉郎 常務執行役員、
横浜市環境創造局 遠藤賢也 局長、横浜市下水道施設部 平野哲雄 部長

以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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