若狭広域行政事務組合より広域ごみ処理施設を受注

2020年7月28日
JFEエンジニアリング株式会社

ＪＦＥエンジニアリング株式会社（社長：大下元、本社：東京都千代田区）はこのたび、福井県 若狭広域行政事務組合より「広域ごみ処理施設建設及び運営事業」を受注しました。

本事業で当社は、若狭広域行政事務組合が新設する広域ごみ処理施設のストーカ方式焼却炉（35t/日×2炉）の設計・施工と、20年間の施設運営をＤＢＯ方式^※1により一括で請け負います。

新しい施設は、高効率タービンの採用により、同規模施設の中では国内最高レベルとなる発電効率19.1％を達成します。
焼却炉には当社独自の「高温空気燃焼」技術^※2を採用しており、幅広いごみ量・ごみ質に対して、低空気比での安定燃焼を実現します。
また、当社横浜本社内の「グローバルリモートセンター」^※3より、プラントの運転監視・操業支援を行うと共に、この度第46回優秀環境装置表彰を受賞した新技術「BRA-ING」^※4を導入し、より一層安全で質の高い施設運営を行います。
更に、地元企業と積極的に連携することで、地域経済に貢献致します。
本事業の基本理念である「地域との共生を目指す安全・安心な新世代のエネルギー回収施設」となるよう、建設・運営を実施して参ります。

当社はこれからも廃棄物発電プラントのリーディングカンパニーとして、循環型社会の形成及び環境保全への貢献を目指し、お客様のニーズに合わせた最適な技術を提供して参ります。

• ※1 Design＝設計、Build＝施工、Operate＝運転を一括して発注する方式。
• ※2 https://www.jfe-eng.co.jp/products/environment/urb03.html　参照
• ※3 https://www.jfe-eng.co.jp/news/2018/20180316.html　参照
• ※4 https://www.jfe-eng.co.jp/news/2020/20200727.html　参照

本事業の概要

発注者	若狭広域行政事務組合
受注者	(代表企業) ＪＦＥエンジニアリング株式会社 (協力企業) ＪＦＥ環境サービス株式会社 (協力企業) 東洋・平田木材共同企業体
事業名	若狭広域行政事務組合広域ごみ処理施設建設及び運営事業
建設場所	福井県大飯郡高浜町水明1番地
事業内容	ストーカ方式焼却炉35t／日×2炉の設計・施工と20年間の施設運営事業
受注金額	138億3100万円　(税抜き)
工事期間	2020年6月～2023年3月
運営期間	2023年4月～2043年3月

施設完成予想イメージ図

以上