2018年10月10日
JFEエンジニアリング株式会社
JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下元、本社:東京都千代田区)はこのたび、島根県出雲市より「出雲市次期可燃ごみ処理施設建設運営事業」を受注しました。
本事業は、出雲市が新設する可燃ごみ処理施設のストーカ方式焼却炉(100t/日×2炉)の設計・施工と、20年間の施設運営を当社がDBO方式により一括で請け負うものです。
新しい施設は、超高温高圧ボイラの採用により、同規模施設の中では国内最高レベルとなる発電効率25.6%を実現します。
また、当社独自の燃焼方式である「対向流空気吹き込み」技術※1も採用しており、安定した燃焼を実現できるだけでなく、幅広いごみ質に対応します。
更に、当社横浜本社内の「グローバルリモートセンター」※2より、プラントの運転監視・操業支援を行います。最適運転の支援を行うことで、より一層安全で質の高い施設運営が可能となります。
これらに加え、近年の大規模災害の経験に基づき、災害時においても自立運転が可能な強靭な施設として、地域の防災機能の保持に貢献します。
当社はこれからも廃棄物発電プラントのリーディングカンパニーとして、循環型社会の形成及び環境保全への貢献を目指し、お客様のニーズに合わせた最適な技術を提供して参ります。
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※1
一般社団法人日本産業機械工業会主催の第44回優秀環境装置表彰で「経済産業大臣賞」を受賞
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2018/20180625103024.html参照 -
※2
グローバルリモートセンター
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2018/20180316081233.html参照
本事業の概要
1. 発注者 | 出雲市 |
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2. 受注者 | (代表企業) JFEエンジニアリング株式会社 (構 成 員) JFE環境サービス株式会社 (協力企業) 福田組・今岡工業特定建設工事共同企業体 |
3. 事業名 | 出雲市次期可燃ごみ処理施設建設運営事業 |
4. 建設場所 | 島根県出雲市古志町地内 |
5. 事業内容 | ストーカ方式焼却炉100t/日×2炉の設計・施工と20年間の施設運営事業 |
6. 受注金額 | 250億8000万円 (税抜き) |
7. 工事期間 | 2018年9月~2022年3月 |
8. 運営期間 | 2022年4月~2042年3月 |
施設完成予想図
以上
お問合わせは下記にお願いいたします。
- JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室