トラス橋
トラス橋は、桁橋の腹板の冗長な部分を取り去り、軸力のみで力を伝える細い部材の組合せ構造に変換した極めて合理的・効率的な橋梁形式です。トラス橋の形式には特許を取得した人々の名前がつけられ、ハウ、プラット、フィンク、ボールマントラスなどがあり、現在ではワーレントラスが最もよく用いられています。トラス橋の一般的な適用支間長は、50~110mで、世界最大のトラス橋は支間長549mのQuebec橋(カナダ;1917年)です。JFEエンジニアリングには多くのトラス橋を製作・架設してきた実績があります。
実績例
名称
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妙高大橋
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竣工年
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2021年
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橋梁形式
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トラス橋
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発注者
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国土交通省北陸地方整備局
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橋長
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203m
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特長
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太田切川と交差し、深さ50mの急峻な谷を横架する架橋環境においてクローラークレーン杭ベント工法とトラベラクレーン張出工法の併用による架設を実施した
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名称
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佐々波川橋
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竣工年
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2011年
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橋梁形式
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トラス橋
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発注者
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国土交通省北陸地方整備局
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橋長
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159m
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特長
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変断面構造による2径間連続上路式トラス桁
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名称
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つくばエクスプレス利根川橋梁
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竣工年
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2003年
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橋梁形式
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下路式3径間連続複線トラス橋他
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発注者
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日本鉄道建設公団
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橋長
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897m
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特長
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鉄道橋
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名称
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石北大橋
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竣工年
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2001年
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橋梁形式
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上路式3径間連続トラス橋
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発注者
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北海道開発局
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橋長
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212m
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特長
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耐候性橋梁
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名称
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興野(きょうの)橋
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竣工年
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1994年
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橋梁形式
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下路式2径間連続トラス橋3連
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発注者
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栃木県
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橋長
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388m
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名称
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スカイゲートブリッジ(関西国際空港連絡橋)
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竣工年
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1994年
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橋梁形式
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3径間連続トラス橋6連他
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発注者
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関西国際空港(株)
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橋長
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3,750m
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特長
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ダブルデッキトラス橋(道路鉄道併用橋)
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名称
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曽我浦(そがうら)大橋
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竣工年
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1990年
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橋梁形式
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上路式単純トラス橋
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発注者
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静岡県
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橋長
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225m
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名称
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与島(よしま)橋
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竣工年
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1988年
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橋梁形式
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3径間連続トラス橋
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発注者
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本州四国連絡橋公団
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橋長
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585m
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特長
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780N/mm2級高張力鋼使用
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ダブルデッキトラス橋(道路鉄道併用橋)
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名称
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大島大橋
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竣工年
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1975年
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橋梁形式
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下路式3径間連続トラス橋他
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発注者
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日本道路公団
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橋長
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1,020m
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