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食品バイオガス発電事業会社 バイオス小牧 発電プラント本格稼働開始

2023年5月30日
JFEエンジニアリング株式会社
J&T環境株式会社
株式会社バイオス小牧

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下 元、本社:東京都千代田区、以下「JFEエンジニアリング」)のグループ会社であるJ&T環境株式会社(社長:露口 哲男、本社:神奈川県横浜市、以下「J&T環境」)が設立した株式会社バイオス小牧(社長:廣部 智己、本社:愛知県小牧市、以下「バイオス小牧」)は、食品リサイクル発電プラントを建設し2023年2月より段階的に稼働しておりましたが、本日、本格的な発電事業の開始にあたり、発電式を執り行いました。

小牧市は、2016年より5年連続で廃棄物リサイクル率が愛知県内で1位となるなど環境への意識が高く、再生可能エネルギーの導入にも積極的な地域です。これらの取り組みをさらに推進するため、食品廃棄物の有効活用が長年の課題となっていました。こうした地域のリサイクルニーズに対応するため、J&T環境は同社グループで初の中京地区での食品廃棄物リサイクル事業を開始しました。

バイオス小牧は1日最大120tの食品廃棄物を受け入れ、微生物の力で発酵させることで発生するメタンガスを燃料にして発電を行います。発電出力は1,100kW、年間想定発電量は約9,200MWh(一般家庭の年間使用電力量の約2,200世帯分)です。また、発電された電力は、FIT(固定価格買取)制度を活用するとともに、JFEエンジニアリングの電力小売事業子会社であるアーバンエナジー株式会社(社長:小林 厚、本社:神奈川県横浜市)を通じてエネルギーの地産地消を目指します。さらに、処理過程で発生した発酵残渣を肥料化して活用することも検討しています。

JFEエンジニアリンググループは今後も、地域の皆様と連携し、食品リサイクル率の向上と再生可能エネルギーの地産地消を推進し、循環型社会の実現に貢献してまいります。

会社概要

社名 株式会社バイオス小牧
所在地 愛知県小牧市大字下末字野本 398 番
代表者 廣部 智己
事業内容 食品リサイクル・バイオガス発電事業
資本金 6,000万円
設立年月日 2017年3月30日
出資者 J&T環境株式会社(100%)
社員数 14名(地元雇用11名)
ホームページ https://bioskomaki.co.jp/

施設全景

20230530_バイオス小牧施設全景.jpg

発電式の様子

20230530_発電式の様子.jpg

以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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