2023年3月2日
JFEエンジニアリング株式会社
JFEエンジニアリング株式会社（社長：大下 元、本社：東京都千代田区）、および横浜市が共同で応募した「MAP※により脱水ろ液から効率的にリンを回収する技術」の提案が、このたび、国土交通省の「令和４年度補正予算にかかる下水道革新的技術実証事業（B-DASHプロジェクト）」に採択されました。
肥料原料となるリンは、ほぼ全量を輸入に頼っており、また近年価格が高騰しています。このため、下水道汚泥資源からリンを回収し、肥料原料として流通を拡大、国産化を推進することが期待されています。
今回採択された提案技術は、消化汚泥の脱水ろ液に水酸化マグネシウムを投入し、脱水ろ液中のリンをMAP として回収するものであり、本事業において以下の実証を行い、提案技術の普及拡大を図ってまいります。
【実証フィールド】
横浜市環境創造局北部汚泥資源化センター
【提案技術の革新性等の特徴】
①計測制御を活用した省力化
②廃熱利用型乾燥機の導入、MAP含水率の低減による流通拡大
③傾斜板導入による省エネルギー化
当社は今後も、最先端技術を活用した資源循環型社会の構築を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
- ※ MAP：リン酸マグネシウムアンモニウム六水和物の略称
以上
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- ＪＦＥエンジニアリング株式会社 総務部広報室