2023年1月11日
JFEエンジニアリング株式会社
JFEエンジニアリング株式会社（社長:大下 元、本社:東京都千代田区）は、このたび、日本CCS調査株式会社（社長：中島 俊朗、本社：東京都千代田区、以下「JCCS」）より「CO₂液化・貯蔵・荷役設備建設工事（EPC）」（以下、本工事）を受注しました。
本工事は、JCCSが、2021年6月に他3社と共に、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）より共同で受託した「CCUS※1 研究開発・実証関連事業／苫小牧における CCUS 大規模実証試験／CO₂輸送に関する実証試験」※2事業で使用する諸設備の一部を建設するものです。具体的には、関西電力株式会社舞鶴発電所より供給される、石炭火力燃焼ガスから分離回収された年間１万トン規模のCO₂を液化、貯蔵し、船舶へ払い出すことができる陸上設備の設計から建設までを一貫して担います。CO₂の有効活用や貯留には、船舶による大量輸送も想定されており、今後も当社は LNG基地をはじめとした各種プラント建設で培った低温及び液化技術等、広範な知見・経験を活かしてまいります。
当社はCCUSの早期実現に向けた各種技術開発に取り組み、カーボンニュートラルや持続可能な社会の実現に向け貢献してまいります。
- ※1 Carbon dioxide Capture, Utilization, and Storageの略で、CO₂の回収・有効活用・貯留
- ※2 JCCS公表(2021年6月22日)
当社建設設備概要
以上
本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。
- ＪＦＥエンジニアリング株式会社 総務部広報室