2022年10月28日
JFEエンジニアリング株式会社
JFEエンジニアリングマレーシア
JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下 元、本社:東京都千代田区)のマレーシア現地法人であるJFEエンジニアリングマレーシア(以下、JFEEM)は、東洋インキSCホールディングス株式会社(社長:髙島 悟、本社:東京都中央区)のグループ会社であるToyochem Specialty Chemical社より、マレーシア半島セレンバン(ヌグリ・スンビラン州)で実施するラミネート接着剤製造プラント増強工事のEPC(設計・調達・建設)を受注しました。
本プラントはレトルト食品や医療用途のパッケージ材等、生活に密着した分野に使用される高機能かつ環境対応型の接着剤を製造するもので、本増強工事により生産能力を2倍に拡大し、2023年9月の運用開始を予定しています。
JFEEMは、1990年代から石油・化学・ガス・廃棄物処理・水処理をはじめとする各種プラントや工場建屋の建設実績を有し、各分野のお客さまニーズに応じて、計画からEPCまでワンストップで提供できる体制を構築しています。また、当社グループのこれまでのマレーシアを含む東南アジア各地での化学プラント分野の設計技術力、プロジェクト遂行能力等が総合的に評価され、本工事の受注に至りました。
マレーシアは、安定したインフラ環境があることから、今後も日本を含む外国企業による製造拠点の展開・増強が見込まれます。当社およびJFEEMは、そのようなニーズに対応するとともに、SDGsの実現に向けた取り組みを継続し、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。
建設予定地(セレンバン)
- セレンバン:マレーシアの首都クアラルンプールから車で約1時間といアクセスの良さから、近年では日系企業の進出先としてセランゴール、ジョホール、ペナンに次ぐマレーシア第4の工業都市であり、化学メーカー、自働車関連メーカーを中心に日系企業が多数進出
以上
本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。
- JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室