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ガーナ共和国で高架橋を受注

2022年8月4日
 JFEエンジニアリング株式会社

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下 元、本社:東京都千代田区)は、このたび、ガーナ道路公団から「第二次テマ交差点改良工事」を受注しました。

同国では近年、経済発展に伴う交通量の増加により、最大都市である首都アクラ市及び主要幹線道路が日増しに渋滞が深刻化しています。今後も首都近郊にある国際港テマ港の貨物交通量の増大が見込まれるなか、テマ交差点は、西アフリカ海岸都市を結ぶ「ラゴス・アビジャン回廊」及びテマ港からガーナ内陸部へ通じる「東部回廊」といった国際幹線道路が合流する地点となり、慢性的な渋滞が交通のボトルネックとなっています。

本プロジェクトは日本国政府による無償資金協力事業(ODA)で、同交差点の南北方向(Akosombo-Harbour)に高架橋を建設することにより、市民の往来と物流を円滑化し、同国及び西アフリカ地域の更なる経済発展へ寄与します。

同工事は都市部の狭小地での施工であり、渋滞下の既存交通への影響を最小化するため短工期での建設が要求されています。また、将来の維持管理負担を低減する目的から、塗装寿命延長鋼を用いた鋼製橋脚と鋼桁、および道路床版に耐久性の高い鋼・コンクリート合成床版など優れた本邦技術が採用されます。当社は、類似工事として過去にモンゴル人民共和国のウランバートル高架橋をアプローチ道路含めて完工した実績を有するほか、諸外国を含めた都市部での立体交差橋梁の建設技術や施工実績が高く評価され受注に至りました。

今後も当社が有する技術力を最大限に活用し、テマ交差点の改良工事を完遂することで、同国及び西アフリカ地域の一層の経済発展に貢献してまいります。

工事概要

工事名称 第二次テマ交差点改良工事
施工場所 ガーナ共和国テマ市内
発注者 ガーナ共和国ガーナ道路公団
設計・施工監理 株式会社建設技研インターナショナル
請負金額 約34億円
工期 着工後29か月

事業位置図

20220804_事業位置図_出典:ガーナ国 第二次テマ交差点改良計画準備調査報告書.jpg
出典:ガーナ国 第二次テマ交差点改良計画準備調査報告書
(2020年2月、独立行政法人国際協力機構)

完成予想図

20220804_完成予想図_出典:ガーナ国 第二次テマ交差点改良計画準備調査報告書.jpg
出典:ガーナ国 第二次テマ交差点改良計画準備調査報告書
(2020年2月、独立行政法人国際協力機構)

調印式写真

20220804_調印式写真_ガーナ橋梁.jpg
右から3番目:ガーナ共和国 道路・高速道省 H.E. Hon Kwasi Amoako-Attah大臣
中央:駐日ガーナ共和国大使館 H.E. Genevieve Edna Apaloo 駐日大使   
左から3番目:ガーナ共和国 ガーナ道路公団 Ing. Christian Nti 総裁    
左端:株式会社 建設技研インターナショナル 土田 貴之 交通部門 副部門長  
右端:JFEエンジニアリング株式会社 綿引 透 常務執行役員         

以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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