ボイラ発電プラントＤＸサービスパッケージ 「ＲＯＤＡＳ」イーレックスグループより一括受注

2022年7月19日
　JFEエンジニアリング株式会社

JFEエンジニアリング株式会社（社長：大下 元､本社：東京都千代田区）は、このたび、ボイラ発電プラント向けに開発したビッグデータ活用技術のパッケージサービス「RODAS」※をイーレックス株式会社（社長：本名 均、本社：東京都中央区）グループより、複数拠点の運用システムとして一括受注しました。

「RODAS」はビッグデータの収集・可視化・分析・機械学習を一気通貫で行うプラットフォーム「Plaʼcello®」の機能を活かし、膨大なプラント運転データの管理・分析をより簡便に行い、最適かつ安定的な発電所運営に貢献します。

今回、当社が新たに「RODAS」を提供する事業所は、イーレックス株式会社本社、イーレックスグループの豊前バイオマス発電所、中城バイオマス発電所の３拠点で、本年７月より運用を開始いたしました。これにより、「RODAS」受注実績は、2021年4月の販売開始から通算で４拠点となります。

イーレックスグループは「RODAS」を複数拠点に導入することで、各発電所の運転データを本社からもタイムリーに閲覧できるなど、発電所・本社間の情報共有を迅速化し、グループ全体として、より効率的な事業運営が可能となります。また、当社はグローバルリモートセンターで運転状況を把握し、当社エンジニアによる効率的・効果的な遠隔サポートにより、プラントの予防保全と稼働率向上に貢献します。

さらに、「RODAS」は各発電所のビックデータを当社のAI活用技術を用いて分析・解析することで、ボイラ燃焼の最適制御による所内動力の低減、異常予兆検知によるトラブル未然防止、発電効率向上に向けた制御等、サービスの追加提供を目指します。

当社は、今後も「RODAS」を通じて、お客さまの収益向上を図るとともに、高い拡張性を活かし、より高度なAI活用技術によるプラントのDX促進と、バイオマス発電所の最適運用による再生可能エネルギーの利用拡大に貢献してまいります。

イメージ図

• ※ ボイラ発電プラント向けDX関連サービスパッケージ 「RODAS」提供開始（2021年4月7日発表）
  https://www.jfe-eng.co.jp/news/2021/20210407.html

以上