2022年4月21日
JFEエンジニアリング株式会社
J&T環境株式会社
協栄J&T環境株式会社
協栄J&T環境株式会社(社長:古澤 栄一、本社:三重県津市、以下、協栄J&T環境)※1が建設を進めてきたPETボトルリサイクル原料製造工場(名称:西日本PETボトルMRセンター)は、2021年10月のフレーク工場の稼働※2に続き、このたび、ペレット製造ラインが竣工し全面的な商業運転を開始いたしました。
西日本PETボトルMRセンターは、協栄産業とJ&T環境のPETボトルリサイクルに関する運営実績を活かし、中部・西日本地区で初のボトルtoボトル原料の製造を一貫して行う工場※3となります。
飲料メーカーおよび小売業者各社はPETボトルのリサイクル率向上(ボトルtoボトル)に向け様々な取り組みを推進しています。このようなニーズに対応し、協栄J&T環境が取り組むボトルtoボトル事業は、サーキュラー・エコノミーの実現および天然資源の使用量抑制によるCO₂排出量の削減に大きく貢献します。協栄J&T環境は、西日本PETボトルMRセンターの全面的な商業運転により、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。
協栄J&T環境(株)会社概要
商号・工場名称 | 協栄J&T環境株式会社・西日本PETボトルMRセンター |
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所在地 | 三重県津市雲出鋼管町1番地(JFEエンジニアリング津製作所内) |
代表者 | 代表取締役会長 露口哲男、代表取締役社長 古澤栄一 |
事業内容 | 使用済みPETボトルを原料とし、フレークやペレットを製造 |
処理能力 | 60千t/年 (1日あたり約1000万本、日本全国の総出荷本数の約10%を処理) |
資本金 | 1億円 |
設立年月日 | 2020年4月15日 |
出資者 | J&T環境(株)、協栄産業(株)、(株)セブン&アイ・ホールディングス |
西日本PETボトルMRセンター
4月21日開所式の様子
ボトルtoボトル(BtoB)によるリサイクルループ図
- 最先端の加工技術によりリサイクル樹脂のIV値(粘性)回復を実現
- 高い品質を求められる飲料用ボトルの製造で再生原料100%のボトル製造に貢献
- 原油由来のペレット製造と比べ約63%のCO₂削減効果※4
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※1
- ニュースリリース2020.5.7 https://www.jfe-eng.co.jp/news/2020/20200507.html
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- ニュースリリース2021.6.21 https://www.jfe-eng.co.jp/news/2021/20210621.html
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※2
- ニュースリリース2021.10.21 https://www.jfe-eng.co.jp/news/2021/20211021.html
- ※3 使用済みPETボトルからマテリアルリサイクルによるフレーク製造の他、メカニカルリサイクルによるペレット製造を行い、飲料ボトルや繊維メーカー向け高機能繊維用としてリサイクルペットレジンを供給
- ※4 協栄産業(株)公表の三菱UFJリサーチ&コンサルティング算出
以上
本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。
- JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室