2019年7月18日
新潟市
JFEエンジニアリング株式会社
株式会社第四北越フィナンシャルグループ
新潟市(市長: 中原八一)、JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下元、本社:東京都千代田区)、株式会社第四北越フィナンシャルグループ(社長:並木富士雄)は、昨日、新潟県内初の官民連携による地域新電力会社「新潟スワンエナジー株式会社」を設立しました。2019年11月より、電力小売事業を開始します。
新潟市は、「田園と都市が織りなす、環境健康都市」をコンセプトに、日本一の田園都市という特色を生かし、都市と田園地域の人や食文化、エネルギーなど豊かな価値が互いに循環し、共に発展する田園型環境都市を目指しています。
JFEエンジニアリングは、廃棄物処理分野や上下水道分野において長期包括運営事業を中心に数多くの官民連携事業を行なっています。また、100%子会社アーバンエナジー株式会社(社長:小賀坂善久、本社:横浜市)を通じて再生可能エネルギーを中心とした電力小売事業を行っており、自社開発した電力需給管理システムを活用し、様々な地域で自治体と連携した地域新電力事業を展開しています。
第四北越フィナンシャルグループは、持続可能な社会の実現に向けてその社会的責任を果たすため、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する社会的課題の解決に積極的に取り組むとともに、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献することで、地域とともに持続的に成長していくことを目指しており、そうした取り組みの一環として本事業に参画します。
新会社は、廃棄物発電の余剰電力を中心とする地域内の再生可能エネルギーを地域で消費し、地域における再生可能エネルギーの利用率を高める事業を通じて、地域の低炭素化と地域経済の活性化の好循環を生み出すことを目的とする、行政・民間・金融機関が連携して設立する官民連携事業会社です。
再生可能エネルギーである新田清掃センター(建設運営:JFEエンジニアリンググループ)の余剰電力を新潟市内の公共施設(約100施設)に供給します。
将来的には、電力小売事業に加え、太陽光発電設備や蓄電池、BEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)の設置・運用によるエネルギーマネジメント事業を展開していきます。
なお、事業収益の一部は新潟市に還元され、低炭素化事業に活用されます。
新潟市、JFEエンジニアリンググループ、第四北越フィナンシャルグループは、再生可能エネルギーの地産地消を推進し、持続可能な社会の実現に向けて、取り組みます。
共同出資会社の概要
(1) 名称 | 新潟スワンエナジー株式会社 |
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(2) 所在地 | 新潟市 |
(3) 代表者 | 小林 厚 |
(4) 事業内容 | 電力小売事業、エネルギーマネジメント事業 など |
(5) 資本金 | 5,000万円 |
(6) 設立年月日 | 2019年7月17日 |
(7) 出資者 | JFEエンジニアリング株式会社 85% 新潟市 10% 株式会社第四銀行 5% |
参考 スワンエナジーHP
https://niigata-se.co.jp/
新田清掃センター(写真)
以上
本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。
- 新潟市 環境部環境政策課 地球温暖化対策室
- JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
- 株式会社第四北越フィナンシャルグループ 経営企画部