2016年5月9日
JFEエンジニアリング株式会社
JFEエンジニアリング株式会社(社長:狩野久宣、本社:東京都千代田区)はこのたび、名古屋市より「名古屋市富田工場焼却設備更新工事」を受注しました。
本工事は、休止中の富田工場の既存建屋を再利用し、ストーカ方式焼却炉(150t/d×3炉)一式の設備更新※を行うものです。
当社は、高温空気吹き込み、低空気比燃焼などの高度燃焼技術と、高温高圧ボイラの採用により、発電能力を大幅に増加する提案を行いました(6,000kWから10,000kW)。また、排ガス中の塩化水素(HCl)・硫黄酸化物(SOx)を経済的に低減できる処理技術を採用しています。これらが高く評価され受注に至りました。
昨今、公共資産のアセットマネジメントが注目を集めています。本工事は、環境省の循環型社会形成推進交付金の適用対象となるエネルギー回収型廃棄物処理施設であり、既存建屋を壊さずにそのまま利用して、内部のプラントのみを更新します。
当社は、今後も都市環境プラントのリーディングカンパニーとして、自治体の財政負担軽減や地球環境の保全に貢献してまいります。
- ※ 既設プラント解体撤去工事は市が別途発注。当社受注範囲外。
【工事概要】
1. 発注者 | 名古屋市 |
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2. 受注者 | JFEエンジニアリング株式会社 |
3. 事業名 | 名古屋市富田工場焼却設備更新工事 |
4. 建設場所 | 名古屋市中川区吉津四丁目3208番地 |
5. 工事内容 | ごみ焼却施設設備更新(全連続式ストーカ炉 150t/日×3炉) |
6. 受注金額 | 167億円(税抜き) |
7. 工事期間 | 2016年3月8日~2020年6月30日 |
【名古屋市富田工場】(竣工当時)

以上
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- JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報グループ