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ロシア国営企業社長 Jファームを視察 ~日本の植物工場の高品質化・高効率化技術の導入に意欲

2016年3月14日
JFEエンジニアリング株式会社

2016年3月14日、ロシア国の国営企業であるダリネヴォストチノエ社のシドレンコ社長が、株式会社Jファーム(本社:北海道札幌市、社長:堀内博)苫小牧工場を視察しました。

これは、北海道庁や北海道銀行グループが進める『ロシア極東地域ビジネス展開モデル事業』によって日本企業の有する植物工場技術の同国への普及を目指すべく、実現したものです。
当日は、Jファームの出資者であるJFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:狩野久宣)が、苫小牧での生産事業の実績に基づいてプラント技術や栽培技術を紹介しました。

ダリネヴォストチノエ社は、ウラジオストク近郊のアルチョム市に所在する国営企業で、現在12haの温室を運営しています。これらの温室は老朽化が進んでいるため、このうち3haについて最新式温室への建替えを計画しています。
新設される温室では、ミニトマト、キュウリなどの果菜類の他、ベビーリーフなどの葉物や花きなどの生産を目指しています。

当社は、国内外において植物工場のEPC(設計・建設・運営)事業を展開しております。今回のダリネヴォストチノエ社の訪問を受け、同社に対してこの温室新設計画の実現に向けてエンジニアリング提案を進めていくことに合意しました。

具体的には、北海道庁や北海道銀行グループを始めとする道内関係企業の協力を得て、ウラジオストク市近郊の市場調査を行い、生産物および販路の選定、最適なプラント設計、ファイナンススキームなどビジネスモデルを策定し、同社に提案してまいります。

以上

本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部 広報グループ
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