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神奈川県企業庁と水道スマートメーター共同研究実施 ~通信困難な山間部での有効性を検証~

2016年2月12日
JFEエンジニアリング株式会社

JFEエンジニアリング株式会社(社長:狩野 久宣、本社:東京都千代田区)、箱根水道パートナーズ株式会社(社長:蔭山佳秀 本社:神奈川県横浜市鶴見区)、神奈川県企業庁(公営企業管理者:北村 明、本局:神奈川県横浜市中区)(以下、3者)は、箱根町北部地区において、水道スマートメーターの共同研究を実施します。

従来、水道使用量の検針には水道アナログメーターが用いられています。その検針方法として、各戸に設置されたメーターを検針員が巡回して計測しており、気象や地形条件によっては定期的な検針が難しいケースがあります。

こうした中、通信機能を有し計測データの遠隔収集が可能な水道スマートメーターが注目を集めています。水道スマートメーターは、自動検針が随時可能なため検針業務の効率化が図れるとともに、漏水検知や高齢者への見守り支援サービスへの応用など、様々な分野での活用が期待されます。
しかし、水道スマートメーター利用には、安定的な通信の確保が絶対条件です。そのためこのたび3者は、通信が困難と予想される山間部の箱根町北部地区で、通信条件の検証を中心に共同研究を実施することとなりました。また、従来アナログメーターとの精度比較や漏水検知の検証なども合わせて行う予定です。

今回の共同研究で、当社は、スマートメーターから得られるデータの分析や全体調整、箱根水道パートナーズ㈱はお客様からの問い合わせに対する窓口、神奈川県企業庁は、スマートメーターの設置工事、無線基地局設置場所の提供等をそれぞれ担当します。

今後当社は上下水道分野にICT(情報・通信技術)を積極的に取入れ、より豊かで便利な社会の実現に貢献してまいります。

  • 箱根町北部地区は、JFEエンジニアリングが代表企業を務める箱根水道パートナーズ株式会社が、神奈川県企業庁より水道事業の運営を受託している区域。

以上

本件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報グループ
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