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上下⽔道プラント向け運営管理システム「PAZ® for AQUA」 〜6 事業で本格運⽤開始〜

2023年7月19日
 JFEエンジニアリング株式会社

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下 元、本社:東京都千代田区)は、環境プラント統合運営システム「J-Answer®(ジェイアンサー)※1」の導入を進めており、このたび、「J-Answer®」の機能の一つである上下水道分野向け運営管理システム「PAZ® for AQUA」(パズーフォーアクア)の本格運用を開始いたします。

上下水道プラント運営は、管理対象施設が広域に点在し、設備も膨大な数に及びます。そのため、運営管理を効率的に行う観点から設備情報や点検・修繕等の情報管理が課題となっています。さらに、多くの施設で建設から数十年経過し、設備の老朽化が進んでいるため、中長期的な視点での設備の修繕・更新計画の策定が強く求められています。

「PAZ® for AQUA」は、これら運営や維持管理に必要な設備情報を電子化し、クラウド上で一元管理することで、業務の効率化・省力化に寄与します。
具体的には、作業者がPCやタブレット等を用い、現場からもこれらの情報にアクセスし、プラント運転や点検業務などにおいて必要な情報を閲覧でき、入力した情報を共有することも可能です。また、端末に表示されるワークフローに沿って作業を行うことで、点検の漏れや重複を防止するとともに、設備マニュアルや過去の不具合対応履歴も閲覧でき、技術継承ツールとしても活用できます。さらに、蓄積されたデータの傾向分析により、故障の早期検知や最適な施設の修繕・更新時期の立案なども可能となります。
本システムは、当社または出資先の特別目的会社が運営を受託している施設で2022年4月より段階的に試験運用を開始しており、今年度内に6事業へ導入し、順次本格的な運用を開始します。

当社は「PAZ® for AQUA」を含むプラント運営全体の効率化を目指すプラント統合運営システム「J-Answer®」の開発を通じて、運営業務の最適化を図るとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

「PAZ® for AQUA」導入事業(導入済み)

事業名称 導入時期
新潟県長岡市生ごみバイオガス化事業 2022年4月
新潟県妙高市上下水道事業包括的民間委託 2023年2月

「PAZ® for AQUA」導入予定事業

事業名称 導入予定時期
横浜市北部汚泥資源化センター包括的管理委託※2 2023年11月
横浜市北部汚泥資源化センター消化ガス発電整備事業 2023年11月
横浜市北部汚泥資源化センター汚泥処理・有効利用事業 2023年11月
茨城県五霞町水道施設包括的運転維持管理等業務 2024年1月
  • ※2 横浜市北部汚泥資源化センター包括的管理委託の直接受託者は、当社のグループ会社であるJFE環境サービス(株)
20230719_PAZforAQUA.jpg

以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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