株式会社IHI(以下,「IHI」)及びJFEエンジニアリング株式会社(以下,「JFEエンジ」)は,両社が有するシールド掘進機※事業の統合(以下,「本件統合」)に関して,下記のとおり,基本合意いたしましたので,お知らせいたします。
※シールド掘進機とは,地下鉄,道路,下水道及び共同溝等のトンネルを掘るために,土木工事に使用される機械設備です。
1. 本件統合の背景・目的
公共投資の抑制に伴い,国内のシールド掘進機市場は,縮小傾向にありましたが,今後につきましては,都市部を中心とした下水,共同溝及び道路の再構築が計画されており,市場動向は安定的に推移するものと想定しております。
シールド掘進機業界は,縮小した市場規模に比べ,依然として企業数が多く,各社は生き残りをかけ,生産体制の再構築を行っております。また,公共工事の発注では,コスト競争力だけではなく品質を含む技術競争力を要求する総合評価方式が一般的となってきており,シールド掘進機に対しても,今後は大深度・長距離掘削に代表されるより高い技術力が求められております。
このような背景のもと,IHIとJFEエンジは,両社のシールド掘進機事業の更なる競争力強化を目的として,事業統合について検討を行ってまいりました。
IHIは主に下水道トンネル用の小口径から道路トンネル用の超大口径掘進機におよぶ豊富な納入実績を背景に,技術力及び調達力に強みを有しております。一方,JFEエンジは,主に電気・ガス導管や上下水道用の小口径から地下鉄等のトンネル用の中大口径の掘進機を中心に,効率的な生産体制に強みがあり,特に5~10mの中口径では国内ではトップクラスの実績を有しています。これらの両社の強みを統合することで,小口径から超大口径に至る全ての領域において,高い競争力と技術力の向上を図ることが可能となります。
また,両社の経験豊富な技術者が集結することにより、技術開発力の向上や海外市場を含めた受注機会の拡大などのシナジー効果も期待されます。
以上により,IHIとJFEエンジはシールド掘進機事業において,国内業界トップの地位確立と更なる成長戦略の実現を目指し,事業を統合していく方針を合意しました。
2. 統合会社の概要
| (1) |
名称 |
: |
未定 |
| (2) |
本社所在地 |
: |
神奈川県 |
| (3) |
事業 |
: |
シールド掘進機及び関連設備のエンジニアリング・販売 |
| (4) |
株主 |
: |
株式会社IHI 51%,JFEエンジニアリング株式会社 49% |
| (5) |
事業規模 |
: |
年間売上約100億円 |
| (6) |
国内営業拠点 |
: |
東京,大阪 |
3. 統合内容の詳細
統合内容の詳細につきましては,今後協議の上,決定いたします。決定次第,速やかにお知らせいたします。
4.日程
現時点における両社で協議中のスケジュールは以下の通りです。尚,本スケジュールは今後の協議や関係当局の許認可等必要な手続きの内容により変更される可能性があります。
| 平成21年6月22日(月) |
 |
基本合意締結 |
| 平成21年8月末頃(予定) |
本契約締結 |
| 平成21年10月1日(木)(予定) |
統合会社発足 |
5. 業績への影響
本事業統合に伴う両社における業績への影響は軽微です。
6.各社の概要 2009年3月末現在
(1)株式会社IHI
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本 社 |
: |
東京都江東区豊洲三丁目1番1号 |
| 代表者 |
: |
釡 和明 |
| 資本金 |
: |
95,762百万円 |
| 設 立 |
: |
明治22年1月17日 |
| 事業内容 |
: |
金属加工機械,風水力機械,物流機器,ボイラ,原子力機器,化学機械,汎用機械,ジェットエンジン,宇宙機器などの製造,販売等 |
| 売上高 |
: |
1兆3,880億円(連結) |
| 従業員数 |
: |
2万4,348名(連結) |
(2)JFEエンジニアリング株式会社
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本 社 |
: |
東京都千代田区大手町二丁目6番2号 |
| 代表者 |
: |
岸本 純幸 |
| 資本金 |
: |
10, 000百万円 |
| 設 立 |
: |
平成15年4月1日 |
| 事業内容 |
: |
エネルギー,都市環境,リサイクル,鋼構造,産業システム等に関するエンジニアリング事業 |
| 売上高 |
: |
3, 382億円(連結) |
| 従業員数 |
: |
従業員数:7, 558名(連結) |
●本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。
| 株式会社IHI 広報・IR室 |
 |
TEL.03-6204-7030 |
| JFEエンジニアリング株式会社 総務室 広報グループ |
TEL.045-505-8953 |