研究開発
カーボンニュートラルに向けたGX、事業の高度化・効率化に向けたDXを最重要分野として位置づけ、開発を推進します。

総合研究所ミッション「先端技術に挑み、多様な技術をつなぎ、イノベーションを創出する」に基づき、
総合研究所を中心に各事業本部と連携して開発に取組んでいます。
総合研究所について

総合研究所では、新規開発のコンセプト提案、基礎実験/シミュレーション等によるコンセプト検証、そして実証試験から実機初号機の立上げまで、研究開発に関する幅広い業務に従事しています。
また、自社での独自開発に加え、大学等外部機関との共創活動も積極的に推進しております。
ケミカルエンジニアリング
新型焼却炉開発への取組み
廃棄物焼却発電の高度化に向け、新型焼却炉の開発に取組んでいます。これまで培ってきた高度な燃焼シミュレーション技術を基に新型炉のコンセプトを構築・検証し、その後、小型炉等を用いた燃焼実験による性能評価を行います。
更に、実証試験規模までスケールアップを図り、実機規模での性能を実証することで、革新的な性能を有する焼却炉の実現を目指していきます。燃焼シミュレーションと燃焼実験を両輪としたアプローチにより、迅速かつ独自性の高い技術開発を推進しています。


データエンジニアリング
プラントデジタルツイン開発の取組み
実測データで理論モデルを補正する「データ同化」技術を適用することで、現実プラントをデジタル上に再現する技術の開発に取組んでいます。
2020年頃、「データ同化」技術に着目、メタン発酵プラントの操業を支援するための「デジタルツイン」を業界に先駆けて開発・適用しました。更に、燃焼分野の専門知識と豊富なプラントデータを活用し、「廃棄物焼却炉デジタルツイン」を構築中です。本技術の実現により、操業の最適化や設計の高度化など、様々な用途への活用が期待されます。


ものづくり革新
ものづくりを支える先端溶接技術
洋上風力発電設備の基礎構造物(モノパイル)は、直径約10m、長さ約100mにもおよぶ巨大な鋼構造物であり、その製造では、モノパイル1基につき総溶接長1kmにわたる溶接が必要となります。
総合研究所では、製造においてキーとなる溶接技術の開発に取り組み、厚さ100mmを超える極厚鋼板の高能率溶接施工法を確立しました。今後も製造の効率化や製作所の安定操業に貢献する技術開発に取り組んでいきます。


共創
東京科学大学との共創活動

カーボンニュートラル社会の実現に貢献する新規技術の開発・社会実装を目指し、2022年に「JFEエンジニアリング カーボンニュートラル協働研究拠点」を東京科学大学ゼロカーボンエネルギー研究所に設置しました。
個別の共同研究の枠組みを超えた包括的な連携を通じた、幅広い分野にわたる重層的なアプローチにより、革新的イノベーションの創出を目指します。洋上風力発電における異常検知技術など、実用化レベルの成果も出てきており、今後さらに発展させていきます。
