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2019年

ロシア向け日本種イチゴ栽培用温室案件の受注について
~日本の高付加価値農作物栽培技術を海外に展開~

2019年12月17日
丸紅株式会社
JFEエンジニアリング株式会社

 

 丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は、ロシア “Victoria Estate”(以下、「VE社」)のグループ会社である “Sovkhoz Electrostalsky”(以下、「SE社」※1、また、SE社を含むVE社グループ企業を総称して「VE社グループ」)より、日本種イチゴ栽培用温室(以下、「本温室」)の機材供給案件を受注し、売買契約を締結しました。本温室の設計と機材供給はJFEエンジニアリング株式会社(以下、「JFEエンジニアリング」)が行います。

 今般、VE社グループはロシアマーケットにおける高品質なイチゴのニーズの高まりを受け、VE社グループが所有するモスクワ州郊外のエレクトロスタリ市ビクトリア産業団地にて、日本種イチゴを栽培する温室の建設計画(以下、「本事業」)を立案しました。本事業の建設工事は全3期(30ヘクタール規模)にわたり、今年度より10ヘクタールずつ建設される予定です。丸紅とJFEエンジニアリングはその第1期工事として、まずは10ヘクタール分の本温室の機材を供給します。

 本事業は、ロシアにおける雇用創出、経済振興に資する社会貢献性の高い事業として認識され、モスクワ州政府の税制優遇・補助対象事業となっており、日本においても農林水産省の食品産業グローバル展開推進事業の補助対象事業となっています。※2

 丸紅にとって、気候変動に左右されず安定した食糧生産を可能とする温室ビジネスは新規参入の分野であり、非常に重要な市場と捉えています。本事業は、ロシアにおける日本種イチゴの安定供給に資するもので、今般ロシアで急速に発展している食文化の多様化および、日本ブランドの海外展開に貢献します。丸紅は、世界各地におけるプラント建設、機材供給の実績と経験を活かし、本事業の円滑な推進に努めていきます。

 JFEエンジニアリングは、2014年度より、北海道苫小牧市と札幌市に所有する自社技術を応用した温室にて、高付加価値農作物の栽培・運営を行っています。北海道での栽培・運営事業で得られた知見を活用し、2021年度に予定される本温室の完成後も、VE社グループの要請を受け、日本種イチゴの栽培指導を行う予定です。

 丸紅とJFEエンジニアリングは、本事業を契機として、モスクワ州のみならずロシア全土およびCIS諸国、世界へ日本の技術を活用した高付加価値農作物栽培技術の普及を目指し、グローバル経済の発展に貢献していきます。

※1 正式名称 LLC” Greenhouse Complex “Sovkhoz Electrostalsky””
VE社が所有するエレクトロスタリ市ビクトリア産業団地で、野菜・果菜栽培事業を行う農業事業会社。

※2 2016年5月の日露首脳会談において、 日露経済交流の促進に向けて安倍総理からプーチン大統領に提示された 8項目の「協力プラン」のうち、「日露の知恵を結集した先端技術協力」に該当。



<プロジェクト概要>
客先 LLC “Greenhouse Complex “Sovkhoz Electrostalsky””
(ソフホーズ・エレクトロスタリスキー)
供給機材 日本種イチゴ栽培用10ヘクタール分温室機材
スケジュール 2020年 9月 船積開始
2021年 4月 完工予定

<VE社概要>
会社名 “Management company “Victoria Estate” LLC”
(ビクトリア・エステイト)
所在地 モスクワ州エレクトロスタリ市
創業年 2007年
代表者 Mr. ROSTOV Evgeniy
事業内容 温室運営、不動産開発
ホームページ http://v-em.ru/

<完成後の日本種イチゴ栽培用温室内イメージ>


以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。
丸紅株式会社  広報部
JFEエンジニアリング株式会社  総務部広報室