さいたま市と電池交換式EVパッカー車による共同実証試験を開始

2024年3月7日
JFEエンジニアリング株式会社

JFEエンジニアリング株式会社（社長：大下 元、本社：東京都千代田区）は、さいたま市（市長：清水 勇人）と2023年5月に「E-KIZUNA Project協定^※1」を締結しました。両者は同協定に基づき、廃棄物焼却施設で発電した電力の有効活用による地域の脱炭素化とレジリエンス性向上に資するエネルギー循環型ごみ収集システムの構築に向け検討を進め、本日、同システムの共同実証試験（以下、「本実証」）の開始に伴い、電池交換式EVパッカー車^※2の出発式を執り行いました。

本実証は、さいたま市の廃棄物焼却施設クリーンセンター大崎から廃棄物発電による電力供給を受け、隣接する東部清掃事務所にEV電池を自動交換する電池交換ステーションを設置し、電池交換式EVパッカー車は2台以上の複数台運用を行います。また、当社が新たに開発した最新の電池交換ステーションにより、約58秒で電池交換が可能となり、電気自動車の課題とされている充電時間に制約されず、ごみ収集を行うことができます。

JFEエンジニアリングは本実証を通じて、パッカー車のほか商用車のEV化を促進するとともに、廃棄物発電を含む再生可能エネルギー由来の電力の活用を目指すことで脱炭素社会および持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

• ※1 https://www.jfe-eng.co.jp/topics/20230623.html (2023年6月23日公表)
• ※2 ごみ収集を行う電気自動車

電池交換ステーションとEVパッカー車

出発式の様子(3/7)

以上