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⽇本化薬11拠点で JFEエンジニアリングの 「多拠点⼀括エネルギーネットワークサービス」を導⼊ 〜CO₂排出量⼤幅削減、BCP機能の強靭化を実現〜

2023年6月23日
日本化薬株式会社
JFEエンジニアリング株式会社

日本化薬株式会社(社長:涌元 厚宏、本社:東京都千代田区、以下「日本化薬」)とJFEエンジニアリング株式会社(社長:大下 元、本社:東京都千代田区、以下「JFEエンジニアリング」)は、日本化薬の工場で発電した電力を国内の事業所に融通する「多拠点一括エネルギーネットワークサービス」(サービス名称「JFE-METS※1」、以下、同)の実施について基本合意しました。本サービスにより、日本化薬は対象拠点全体のCO₂排出量削減とBCP機能の強靭化を実現します。

日本化薬グループは2030年度 CO₂排出量を2019年度比で32.5%削減(Scope1,2)、2050年度カーボンニュートラル達成を目標に設定しています。このような中、JFE-METSの導入に向け両社で検討を進めた結果、2025年4月の運用開始を目指し、以下のとおり合意しました。

    (合意内容)
  • JFEエンジニアリングが日本化薬の高崎工場にガスコージェネレーションシステム※2を設置し、「電力」と「熱」を供給
  • JFEエンジニアリングはJFE-METSの仕組みを用いて、高崎工場で発電した余剰電力にJFEエンジニアリンググループが保有する電力を加え、送電ネットワークを活用して高崎工場を除く10拠点(各生産拠点や各研究所等)に電力供給

また、日本化薬は福山工場にJFEエンジニアリンググループが提供する太陽光PPA※3を導入しており、JFE-METSと併せてCO₂排出量を約15,000t/年(日本化薬グループ 2019年度比11.5%)削減できる見込みです。
さらに、設置するガスコージェネレーションシステムは、ブラックアウトスタート※4機能を有しており、電力系統の停電時にも高崎工場の電力と熱の供給を継続することができ、BCP機能の強化にも貢献します。

日本化薬は、今後もCO₂削減を進めると共に、脱炭素社会実現に貢献する製品の提供やバリューチェーン全体での脱炭素化を目指してまいります。
また、JFEエンジニアリンググループはエネルギー分野をはじめ、お客さまのカーボンニュートラルに向けた取り組みに対して、トータルソリューションをワンストップで提供してまいります。

日本化薬のエネルギーネットワークサービス概念図

20230623エネルギーサービス_日本化薬_概念図.jpg

■日本化薬株式会社 高崎工場について
日本化薬 高崎工場では、高品質な抗がん薬を製造し、医療現場に安定供給しております。サステナブルな社会の実現を目指し、人々の健康と自然環境との調和・共生を目指して、今後も地域と共に事業活動を展開してまいります。

以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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