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J&T環境株式会社 太陽光パネルリサイクル工場本格稼働開始

2022年11月24日
JFEエンジニアリング株式会社
J&T環境株式会社

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下 元、本社:東京都千代田区)のグループ会社であるJ&T環境株式会社(社長:露口 哲男、本社:神奈川県横浜市、以下「J&T環境」)は、群馬県伊勢崎市において2020年より太陽光パネルリサイクル事業の準備を進めてまいりましたが、本日、「太陽光パネルリサイクル工場」の本格稼働開始に向け開所式を執り行いました。

2012年に再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)開始以降、太陽光発電はクリーンなエネルギー源として急速に導入が拡大しましたが、太陽光パネルの製品寿命は約25年~30年とされており、2030年代には経年劣化に伴う大量更新が予想されています。また、近年増加する自然災害による被災パネルの適正処理も課題となっており、資源循環の観点からリサイクルが望まれています。このような課題解決に向け、J&T環境は太陽光パネルリサイクルにおける、廃パネルの効率的な収集、適正なリユース・リサイクル方法、資源の有効活用ルートの確保などのノウハウを蓄積してまいりました。

本工場の処理能力は年間1,440トンで1日あたり約240枚の廃パネルの処理が可能です。処理工程はアルミフレームを選別機で分離後、パネルのガラス面を破砕機により、シートとカレット状※のガラスに分離し、それぞれを資源として有効活用いたします。また、本工場は通常処理が難しい破損や変形した廃パネルに対しても適正なリサイクル処理を行います。さらに、立地地域は北関東自動車道伊勢崎ICから15分程度とアクセスが良く、運搬効率に優れており、今後、急拡大が見込まれる廃パネルのリサイクル需要に対応いたします。

J&T環境は廃パネルのリユース・リサイクルを通じて、資源循環を推進するとともに持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

  • カレット状:破片状で粉砕状態よりもリサイクル価値が高い

太陽光パネルリサイクル工場概要

所在地 群馬県伊勢崎市赤堀鹿島町358番1
工場敷地面積 667㎡(保管場所含む)
処理能力 1,440t/年(約240枚/日)
処分方法 選別・破砕
運用開始日 2022年12月予定

フロー図

20221124フロー図.jpg

開所式の様子

20221124式典の様子.jpg
左から
㈱ケイコーポレーション 代表取締役 藤田 浩志様
JFEエンジニアリング㈱ 常務執行役員 阿部 吉郎
伊勢崎市長 臂 泰雄様
㈱チヨダマシナリー 取締役社長 山下 則夫様
  J&T環境㈱ 代表取締役社長 露口 哲男

工場周辺地図

20221124工場周辺地図.jpg

以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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