> ソリューション | WinmuSe® |JFE エンジニアリング 株式会社

概要OVERVIEW

社会インフラ系事業者様を中心に
多数の採用実績

自社開発AIエンジン「WinmuSe®」は、社会インフラ系事業者様に特にニーズが高い「設備の最適運用」を支援するAIソリューションサービスです。
天候データ等から様々な予測を行う「予測AI」と、予測を元に設備の最適運転計画を作成する「最適化AI」を高速自動計算することにより、設備運用の省力化と最適化を実現します。
ガス・水道の需要予測/供給最適化や発電用ダムの流入量予測/放流最適化など、これまでに多数の採用実績があります。

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取り組み事例CASE

岐阜県岐阜市管轄の施設および公園

JFEエンジニアリングの「河川水位予測システム」が、岐阜市管轄の施設および公園で採用されました。本システムには、数時間先の河川水位を予測する人工知能(AI)「WinmuSe®Caesar」が搭載されており、予測結果はWeb上で配信されます。
このシステムは、岐阜市で2017年から長良川の鵜飼観覧船で利用されており、精度の高さや便利さが評価され、市内約10カ所にある河川公園においても利用されることとなりました。
「WinmuSe® Caesar」は高精度な水位予測モデルを短期間で作成できるAIで、国や都道府県が管理する20カ所以上の一級河川、二級河川に適用されてきました。

これからも河川沿いの施設や河川近傍の工事事業者に本システムを提供し、地域の安心を提供してまいります。

北陸電力株式会社「ダム最適運用システム」共同開発

北陸電力およびJFEエンジニアリングは、2017年度より浅井田ダムへの水の流入量を予測する「流入量予測AI」※1の検証を行うとともに、2020年度より流入量予測AIを基に最適なダム・発電所運用を計画する「ダム最適運用AI」を追加した「ダム最適運用システム」の共同開発に取り組んでまいりました。
ダム最適運用システムは、流入量予測AIから得られたダムへの流入量を基にダム・発電所のゲート放流の操作タイミングを各ダムの運用上定められた規則を守りつつ提案するシステムです。これにより無駄な放流をなくして発電電力量を増やすことが可能となります。
浅井田ダムでの検証を踏まえ、2021年度から、北陸電力が有する神通川水系5つのダムに適用範囲を拡大し、5つのダム全体で最適運用の検証を進めてきました。その結果、AIの提案に沿って運転員が操作することで、水系全体で1%程度の水力発電電力量の増加が見込まれることが確認できたことから、このたび、「ダム最適運用システム」の運用を開始いたしました。

※1
流入量予測AI:過去の降雨実績と流入実績、気象庁の降雨予測をもとに33時間先までのダムへの流入量を精度高く予測するシステム
※2
洪水:豪雨により河川の水が急激に増え、流れが速くなること

その他のソリューションOTHER SOLUTION

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