概要OVERVIEW
各種遠隔監視サービスをGRCに集約
グローバルリモートセンター（GRC）は、JFEエンジニアリングが手掛けてきた国内外プラントのリモートサービスの集約と機能強化を図るため設立されました。
独自に培った高度なリモート技術をはじめ、先進のAI/ビッグデータテクノロジーを活用し、付加価値の高いソリューションを提供します。
■国内外プラントの遠隔操業・保守の統括拠点
プラントの中央制御室と同様の監視・操作機能をGRCに実現。廃棄物発電プラントやバイオマス発電プラント、太陽光発電プラント、水処理プラントなど、国内外のプラントの遠隔監視・操業支援・保守サービスを統合的に行います。
また、海外プラントの操業支援については、JFEテクノマニラ(TM)にGRC分室を設置。迅速な障害復旧のサポートを担います。
■先進のAI(人工知能)/ ビッグデータソリューションを提供
GRCはAI/ビッグデータ基盤を備えた、次世代のプラント監視拠点です。AIとビッグデータ解析を活かした最適操業、設備診断、自動運転、予兆診断に基づくトラブルの回避や迅速な不具合対応など、多様なソリューションを提供します。
■アーバンエナジーと連携、需給運用をサポート
グループ企業の新電力「アーバンエナジー※1」と連携し、各発電プラントでの発電計画や実績をオンライン化。タイムリーな需給運用をサポートします。
※1：2014年4月に電力小売業を開始した当社100%子会社
■万全なセキュリティ対策〈ISMS認証取得〉
社会インフラを支える重要拠点であるGRCでは、拡大するサイバー攻撃などの脅威に備えるため、国際標準ISO/IEC27001に準じたセキュリティ認証(ISMS認証※2)を取得、運用しています。これにより、サイバーセキュリティを適切に管理し、安全な沿革運転支援サービスを提供します。
※Information Security Management System：情報セキュリティに関するマネジメントシステム
設備仕様EQUIPMENT
-
-
①オペレータデスク
オペレーションスタッフが各プラントの監視・操業支援を行うために使用します。
-
-
②マネージャーデスク
プラント全体の監視業務を行うための専用デスク。主に設計者が支援用に使用します
-
-
③大型ディスプレイ
プラントのDCS画面およびITV（監視カメラ）映像をオンタイムで表示します。
-
-
④大型スクリーン
DCS画面／ITV映像の表示の他、複数の設計者が集まり、緊急対策協議を行う場面でも活用されます。
-
-
⑤ディスカッションコーナー
スタッフ間での協議や情報共有を行う際に用いるスペースです。
設備概要（監視室）
| No. | 名称 | 仕様 | 数量 |
|---|---|---|---|
| 1 | オペレータデスク | FAパソコン Windows10 | 18台 |
| 2 | マネージャーデスク | FAパソコン Windows10 | 12台 |
| 3 | 大型ディスプレイ | 42インチ液晶パネル | 34台 |
| 4 | 大型スクリーン | 55インチ液晶パネル マルチディスプレイ | 8台 |
その他のソリューションOTHER SOLUTION
お問い合わせ
