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AIを活用した「ダム最適運用システム」の共同開発

2020年6月12日
北陸電力株式会社
JFEエンジニアリング株式会社

北陸電力株式会社(本社:富山県富山市、代表取締役社長 社長執行役員:金井豊、以下「北陸電力」)およびJFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大下元、以下「JFEエンジニアリング」)は、更なる水力発電電力量の増加を目指し、AIを活用した「ダム最適運用システム」の開発を進めております。
今般、本システムの効果検証において、ダムへの水の流入量を高精度で予測でき、それを活用することで水力発電電力量の増加が見込まれることを確認いたしましたので、お知らせいたします。
今後、両社は、本システムを適用するダムの対象を拡大し、更なる水力発電電力量の増加に取り組んでまいります。

北陸電力およびJFEエンジニアリングは、2017 年度より、AIを活用してダムへの水の流入量を予測するシステムの共同開発に取り組んでまいりました。
2019 年度に、北陸電力が所有する浅井田ダム(岐阜県高山市)において、本システムを活用した実証試験を実施した結果、気象等の影響により時間とともに変化するダムへの水の流入量を高精度で予測できることを確認いたしました。 また、予測データをダム運用に反映し最適化することで、更なる水力発電電力量の増加が見込まれることを確認いたしました。
今後、両社は、本システムを適用するダムの対象を拡大するとともに、最新鋭のAI技術を取り込みながら本システムをさらに高度化・進化させ、COを排出しない水力発電電力量の大幅な増加に向けて取り組んでまいります。

※浅井田ダムでは、年間発電電力量 約500万kWh(一般家庭 約1,600 世帯の年間使用電力量に相当)の増加が見込まれる。

添付資料:「ダム最適運用システム」の共同開発および実証試験の概要

以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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