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2016年

廃棄物焼却炉向けボイラークリーニングシステム
ラインナップ拡充 

2016年12月5日
JFEエンジニアリング株式会社

 

 JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:狩野久宣)はこのたび、廃棄物焼却施設のボイラークリーニングシステムのラインナップに、従来の蒸気吹き付け方式、圧力波方式※に加え、新たに水噴射方式を追加しました。

 近年、廃棄物焼却施設は発電施設としての機能を期待されており、燃焼熱を回収し蒸気を作るボイラーの性能が重要となっています。
 しかし、施設の運転に伴ってボイラー内にばいじん(ダスト)が付着することにより、ボイラー性能が低下するケースがあります。一般的なボイラーの清掃方法として、蒸気吹き付け方式がありますが、この方式では発電に使用する蒸気をロスするなどの欠点がありました。当社はこの課題を解決するため、ボイラー内を自動で清掃する「圧力波クリーニングシステム」を本年1月より販売開始し、お客様より好評を博しています。

 このたびラインナップに加わった「水噴射クリーニングシステム」は、ボイラー放射室専用の清掃システムで、クリーニング装置先端のノズルが垂直方向に移動しながら水を噴射し、運転中のボイラー放射室内のダストを除去します。また、クリーニング装置本体を水平方向に移動させることもでき、大型のボイラーでも1台で清掃が可能な、シンプルな機器構成となっています。
 本システムは当社グループ企業のBaumgarte Boiler Systems GmbH社が製造しており、当社は欧州で実績のあるこのシステムを、日本国内向けにカスタマイズしました。

 当社は本システムの実証試験を6ヶ月間に亘り行った結果、ボイラーの熱回収能力の回復と、発電量の増加を確認しました。また、ダスト付着を最小限に抑えられるため停炉時のボイラー内清掃の負荷を大幅に低減でき、ダストに含まれる塩素等による腐食が軽減されるため、ボイラー寿命の延長が期待できます。
 さらに、ボイラーのダスト付着状況や性状により、圧力波方式、水噴射方式の同時設置も可能で、より大きな発電効率の向上が期待できます。

 当社はこれからも、ボイラークリーニング技術などの廃棄物発電プラントにおける最適ソリューションを提案し、地球環境保全に貢献して参ります。

※2016年1月21日発表当社リリース参照 http://www.jfe-eng.co.jp/news/2016/20160121.html


■ボイラークリーニングシステム概略図


以上

本件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。
JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報グループ TEL.045-505-8953