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地熱・オルカリア(ケニア)

オルカリア地熱配管工事

ケニアの首都ナイロビから北西約100〜120kmに位置するオルカリア地熱発電所

近年ケニアでは、電力需要に供給が追いつかない状況が続き、全国的に電力不足が深刻化しています。現在、総発電容量の50%ほどを水力発電が占めていますが、干ばつによる水不足から稼働率が下がるという課題を抱えています。特に2000年は雨期の降水量不足により、首都ナイロビでは約4カ月間にわたって1日12時間の計画停電が実施され、市民生活・産業が大打撃を受けました。
一方、ケニアの地熱発電量は同国の総発電容量の10%程度に留まっていますが、天候に左右されない安定的な電源として期待されています。本プロジェクトは、リフトバレー州のオルカリア地熱発電地区に地熱発電所を建設することにより、ケニアの逼迫する電力需要に対応するものです。
具体的には、1985年に稼動を開始したOlkariaⅠ地熱発電所(15MW×3=45MW)に併設するOlkariaⅡ地熱発電所(32MW×2=64MW)の建設工事であり、そのうち当社は蒸気生産設備・蒸気・熱水配管工事を手がけました。OlkariaⅡ地熱発電所は、事業主であるKenGen社の供給発電量の8.3%の電力に相当します。

  • 地熱発電は、地下深部に掘削した坑井から噴出する天然蒸気を利用してタービンを回すことにより発電する方式で、温暖化ガス(CO2)の排出が少ない再生可能エネルギーです。
所在 ケニア共和国 オルカリア
事業主 Kenya Electricity Generating Company Ltd.(略称 KenGen)
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