「飽きない仕事」を求めて。
多様な業界・技術と交差するプラントの世界へ。
大学院で電気電子工学を専攻し、就職活動では「一生飽きずに続けられる仕事」を軸にしていました。プラントエンジニアリングなら各業界の客先やベンダー、社内ではプロセス・機器等の関係部署や現地工事を担う建設メンバーなど、常に異なる専門性を持つ人々と関わりながら、2〜3年スパンで新しいプロジェクトに挑戦できる。その変化の多さに惹かれました。
現在はDX本部の制御技術センターに所属し、主に電力・ガス会社様向けのエネルギープラントの電気・計装設備の設計を担当しています。入社以来、国内だけでなくインドネシアへの3年間の赴任や台湾でのプロジェクトなど、フィールドを広げながら「飽きない日々」を更新し続けています。

トラブルというパズルを解き明かし、
更地がプラントへと変わる光景を見届ける。
最も印象深いのは、入社4年目から携わった富山LNG基地の建設プロジェクトです。新設基地かつフルターンキー(一括請負)契約だったため、業務範囲が非常に広く、私自身、初のLNG案件ということもあり、設計から現地試験まで必死に食らいついた記憶があります。
電気や制御の仕事は「目に見えない信号」を扱うため、設計通りに動かないトラブルも起こります。しかし、図面を読み直し、原因を特定してパズルを解くように解決できた時は、なんとも言えない達成感を味わうことができます。現場の仕事は、こうした一人ひとりの問題解決によって少しずつ前に進んでいきます。
様々なトラブルを乗り越え、当初は更地だった場所に巨大な設備が立ち並び、試運転を終えた後の静かな現場をふらっと一人で歩いていると、PJ開始から完了までに通ってきた様々な光景が浮かんでくることもあります。
入社11年目の2021年から3年間、インドネシアへ赴任しました。言葉や文化のギャップは、また一つ自分を成長させてくれたように感じています。例えば、日本では言葉にしていない背景や意図を汲み取るという文化が根付いていますが、インドネシアでは全て言葉や図面ベースにして伝える必要がありました。粘り強く、丁寧にコミュニケーションを取ることで、現地のスタッフとの信頼関係を築くことができました。
帰国直後の14年目に台湾案件へ携わった際も、この経験を活かすことができました。困難な現場を完遂し、良い関係を築けたことが、エンジニアとしての視野を広げる大きな成長に繋がったと感じています。

確実な設計が日本のエネルギーの安定供給を支える。
プラントにおける電気や信号は、体でいうところの「血液」や「神経」、そして制御装置は「脳」に例えられます。そのなかで起きた一つの設計ミスや配線ミスが、プラント全体の停止に直結する。だからこそ、私たちは常に確実さと安全性を兼ね備えた設計をすることが求められています。
この部署は、設計だけでなく調達や試運転、さらにはお客様との緻密な調整までを一手に担います。電力やガスという、社会に不可欠なエネルギーの安定供給を支えている、それが私たちの存在意義です。

新エネルギーを支え、言語の壁を越えた真の共創を目指す。
これからは、これまでのLNGで培った技術を活かし、水素やアンモニア、CCS(二酸化炭素回収・貯留)といった「新エネルギー」のプロジェクトに積極的に挑戦したいと考えています。社会のカーボンニュートラルへの転換を、制御の力で支えていきたいですね。
また、海外での経験を経て、もう一つの目標ができました。それは、英語だけでなく現地の言語を習得し、通訳を介さず心を通わせながら、現地のエンジニアと共に物作りをすることです。新しい技術、新しい文化。これからも飽きることのない環境を求めて、自分の領域を広げ続けていきたいです。
生の情報を得て、「直感」を信じて飛び込む。
新卒での就職活動は、人生で一度きりの「自由に多くの社会人の話を聞ける機会」です。ネットの情報だけで判断せず、ぜひ自分の足を動かして、現場の熱量や社員の「生の声」に触れてください。
私自身、自分が聞いた話や人から感じた印象を元に入社を決めましたが、その「直感」は間違っていなかったと思います。自分の感性を大切に、心から面白いと思える世界に飛び込んでみてください。























