「作る側」だからこそ味わえる、
オーダーメイドの面白さ。
大学院では廃棄物処理に関連する研究をしており、就職活動でも「環境に関わりたい」という想いがありました。様々な業界を見る中で、最終的にプラントエンジニアリングを選んだのは、「使う」側ではなく「創る」側に回る方が、より多く、そして大きなものが創れると考えたからです。
同じものがないオーダーメイドの巨大なプラントを、一から作り上げていく過程に魅力を感じました。
数ある企業の中で当社を選んだ決め手は、社員の方々の「誠実な対話の姿勢」です。他の会社では一方的な説明に終わることもありましたが、当社の社員は学生の私の話を対等に受け止め、しっかりと会話をしてくれました。この人たちと一緒に働く自分を一番イメージできたことが、もう一つの入社の理由です。
現在は、計画主担当として、国内向けの廃棄物処理施設(ごみ処理場)の計画業務を担当しています。自治体の入札に向けた基本設計や、コストの算出、技術提案書などを取りまとめるというのが、私の主な仕事です。

お客様も気づいていない「潜在的な課題」を汲み取る。
ひとえにプラントといっても、課題は様々。受注を勝ち取るためには、課題や社会的な動向を汲み取り、その施設をどう作り、どう運営していくかという「ストーリー」を描くことが大切です。お客様のニーズだけでなく、実際に現地を歩き、運用の実態を見て、お客様自身も気づいていない「潜在的な課題」を発掘し、付加価値をつけて提案することを心がけています。
特に印象に残っているのは、2019年に竣工した長崎県佐世保市のプロジェクトです。計画主担当として、設計から建設、試運転までの約4年間、一貫してお客様との最前線に立ち続けました。特に竣工前の4ヶ月間は現地に泊まり込み、プラントが正しく動くか、性能が出るかを調整する「試運転」の重責を担いました。
やはり、実際に機械を動かしてみないと分からない部分が多いので、予期せぬトラブルが相次ぎ、多くの段取りを決め調整に奔走しました。だからこそ引き渡しの際に、数年を共にした市の担当者の方と「お互いにありがとうございました」と、一緒に作り上げた達成感を分かち合えたことは、何物にも代えがたい経験となりました。

求められる役割が多角化する、ごみ処理場の意義。
ゴミ処理場は、人々が生活する上で欠かせないインフラです。最近では、単にゴミを燃やすだけでなく、効率的な発電や、災害時の「防災拠点」としての役割、さらには環境教育の場としての価値など、求められる役割が多角化しています。
社会的な意義に加え、「長期的な運営のしやすさ」と「建設のしやすさ」、さらには「近隣への騒音配慮」など、全てのフェーズを同時に成り立たせる配置を考え抜き、プラントのコア(核)となる部分を担っていることに、誇りを感じています。

動き続ける社会と共に、成長し続ける。
この仕事は、とても深くて広いです。答えは一つではなく、色々な解決策があるからこそ、より良い提案をお客様にできるように成長していきたいです。この業界は社会の動向に影響を受けることも多いので、世の中でどんなことが起きているのか、他人事だと思わずにインプットし続け、提案に活かしていきたいですね。また、この業務は、長年ベテランの先輩方が牽引されてきていたので、受け継いだノウハウや業務の手順などを整理して、後輩等の業務の助けになるように繋いでいきたいと考えています。
自分の熱中ポイントはどこにあるのか。
私は昔から、一人で研究室にこもるよりも、「人と話して一つのものを作り上げていくこと」に自分の力が発揮できるという自覚がありました。プラントエンジニアリングは、まさにその「調整の力」が問われる仕事です。就職活動では、「自分はどんな時に熱中できるのか」という自己分析を大切にして、自分に合うフィールドを探してほしいと思います。
当社には、誠実に対話し、お互いの話を聞く文化が根付いています。私自身、入社前に感じた「やりがい」と「人柄の良さ」は、15年経った今も全く変わりません。皆さんが自分の「向き・不向き」を正しく認識し、納得のいく場所を見つけられるよう応援しています。























