社会インフラ本部
海外事業部
マニラ耐震補強PJチーム

途上国の発展を支える、
使命と誇り。

※インタビュー当時

メインビジュアル

Profile

  • 2021

    JFEエンジニアリング入社。経理部主計グループ配属。全社の決算・監査対応業務を担当。

  • 2023

    バングラデシュ・ジャムナ鉄道専用橋PJに赴任。現場アドミとして海外工事現場での事務系業務(財務・税務・人事・総務・法務・調達など)を担当。PJ中盤から完工までをフォロー。

  • 2025

    橋梁の耐震補強PJでフィリピン・マニラに赴任。バングラデシュ駐在時と同様の事務系業務に加え、居住環境および執務環境の立ち上げ、ナショナルスタッフ向けに発注・支払の決裁フローなどの各種業務フロー・ルールの策定・確立を行い、PJの立上業務を経験。

途上国の発展に携わる責任がある。

大学では世界の歴史を学び、大学院では開発経済学を専攻していました。世界の歴史的背景を知るうちに、先進国に生まれた自分には途上国の発展に携わる責任があるのではないか、と考えるようになりました。そして、そのアプローチの方法の一つとして途上国のインフラ整備に関心を持つようになりました。就職活動ではプラントエンジニアリングや重工メーカーを見る中で、当社が手がける橋梁やごみ焼却施設などの「生活に密着したインフラ」に強く惹かれたことを覚えています。

選考が進んでいく中で、とても印象に残っている出来事があります。選考中に参加したイベントに対して「段取りが悪くて内容が入ってこなかった」という正直な意見をアンケートに書いたことがありました。普通なら「生意気な学生だ!」と不合格になってもおかしくないと思うのですが、後の面談で人事の方が「あの時の君だね、正直に書いてくれて話題になったよ」と笑顔で言ってくれました。この出来事から、一人一人をしっかり見てくれている社風を感じ、入社を決めました。

入社3年目で海外へ。
安心して仕事に向き合える環境をつくる。

入社から最初の2年半は本社の経理部で決算・監査対応業務などを担当していましたが、海外勤務を志望し続けた結果、入社3年目でバングラデシュへの赴任が決まりました。現地では「アドミ(現場事務)」として、財務、税務、人事、総務、法務の業務を担い、現場の技術以外はどんなことでも引き受けました。

特に特徴的な役割だったのは、日本人の生活環境の構築・運営です。工事現場周辺には住居となるアパートやマンションなどの建物はなく、住居やオフィスが集まるキャンプと呼ぶ住環境・執務環境を整えました。食料品店やレストランも近くにはなかったため、現地でシェフを雇い食事の提供を行いました。日本人が少しでも不安やストレスなく生活ができるように尽力しました。

政治的なデモが発生し、インターネットが遮断され外部との連絡ができなくなることや全国の警察署が燃やされて警察が出勤できないため安全上の理由でキャンプ外への移動を制限されるなど、日本では想像もできない事態の連続でしたが、 現場で起きたトラブルに対して、状況を整理し、解決策を導き出して、現地を動かしていくタフさを身につけました。

生活を止めることなく、インフラを動かす。

バングラデシュで携わったプロジェクトは、全長5kmに及ぶ鉄道専用の新しい橋の建設です。これは海ほたるから木更津を結ぶ日本最長の橋であるアクアブリッジ(約4.4km)をも上回る巨大なプロジェクトでした。既存の橋は老朽化が進み、列車が自転車ほどの速度でしか走れず、人の移動や物流の大きな妨げとなっていました。世界各地の工場で製作を行い、多くのエンジニアやワーカーたちが力を合わせてつなぎ合わせた橋。その上を列車が時速100kmで走り抜けていく光景を目の当たりにした時は、言葉では言い表せない感動がありました。

現在はフィリピンで、首都マニラの交通の大動脈にかかる橋の耐震補強プロジェクトを担当しています。現地の人々の生活を止めずに、50年以上前に建てられていつ壊れてもおかしくない橋を改築し、フィリピンの未来につないでいくこの仕事に、確かな社会的意義を感じています。

エンジニアの意図を汲み、現場を動かす「事務責任者」へ。

現在は上司のサポートを受けながら業務にあたっていますが、将来的には現場の事務全般を任される「アドミマネージャー(事務責任者)」になりたいと考えています。そのためには、事務的な知識だけでなく、「エンジニアが何を考えているのか」という技術者の視点を学び、彼らが最も力を発揮できる環境を整えられるようになりたいです。

また、海外工事はナショナルスタッフの協力なしには成り立ちません。文化や考え方の違いを尊重しつつ、プロジェクトの成功という一つのゴールに向かって対話を重ね、彼らと共に成長していけるような役割を極めていきたいです。

チャンスを掴むための、準備と覚悟を。

学生の皆さんには、就職活動を単なる会社選びの時間ではなく、自分が何をやりたいか、なぜそれをやりたいかという筋道を描く「ストーリーづくりの時間」にしてほしいと思っています。当社には、やりたいことに向かって手を挙げて自分のビジョンを誠実に語れば、それをサポートしてくれる体制があります。

しかし、挑戦の場を与えられるためには、ただ手を挙げて待っているだけでなく、目の前の仕事で信頼を得る準備と困難に立ち向かう覚悟が必要です。私自身、最初の仕事を全うしたからこそ、憧れだった海外への切符がめぐってきました。タフな仕事ですが、それ以上にやりがいがある環境です。ぜひこの環境に飛び込んでいただき、皆さんと一緒に挑戦できる機会があれば幸いです。

社員

その他のインタビュー