「当たり前」を守り続けることの意義。
大学では経済工学科に所属し、就職活動では「インフラを支える仕事」という軸で様々な企業を見ていました。素材メーカーや鉄道、商社など多岐にわたる業界を調べている中で、最終的に当社を選んだ理由は「インフラを整備する側にダイレクトに働きかけられる」というところに魅力を感じたからです。
水、電気、ガス、橋といった、日常の「当たり前」が守られているからこそ、人は趣味や余暇を楽しみ、幸せを感じることができる。その基盤を自らの手でつくる一員になりたいと考えていました。決め手になったのは、何よりも「人」です。選考を通じて多くの社員に会い、仕事に対する熱意や誠実さに触れる中で、この人たちと一緒に目標を追いかけたい、この集団の仲間になりたいと確信し、入社を決めました。

10万世帯の電力を担う、巨大プラントを形にする醍醐味。
現在は、石油元売り会社様や地熱発電、石油備蓄基地などを担当する国内プロジェクト営業部に所属しています。最も印象に残っている仕事は、2021年に完成した沖縄県のバイオマス発電所建設プロジェクトです。約10万世帯分の電力を賄う巨大なプラントを、更地の状態から引き渡しまで一貫して担当しました。
プラント建設は3〜4年にわたる長期プロジェクトであるため、地下の土の状況や社会情勢による仕様変更がつきものです。特にこの案件では新型コロナウイルス感染症の影響によるロックダウンで海外機器の調達が困難になるなど、予期せぬ事態が相次ぎました。しかし、各セクションのメンバーの意図を汲み取りながら、粘り強く交渉と調整を重ねた結果、納期を前倒しすることもでき、無事完工。社内では社長賞という高い評価をいただき、社外でもお客様から厚い信頼をいただくことができました。更地だった土地に、街のインフラを支える巨大な施設が立ち上がった光景は、今でも印象に残っています。

「あって当たり前」を維持し続ける、その不可欠な価値。
私たちの仕事で扱うものは、日常生活に溶け込みすぎていて、普段はその存在を意識することはありません。しかし、蛇口をひねれば水が出て、スイッチを押せば電気がつく、その当たり前の裏では私たちが整備したパイプラインやプラントが確実に動いています。「実感がない」ことこそが、インフラが正常に機能している証拠です。震災などの有事を除き、人々がインフラのありがたみを意識せずに済む日常を継続させること。当社のパーパスである「くらしの礎を、創る・担う・つなぐ Just For the Earth」を体現し、人々の生活に直結するものに携わっていることに、意義を感じています。
活躍の場を広げ、スキルを磨き続ける。
入社から10年、国内のエネルギー営業として一通りの経験を積んできましたが、今後はさらに新しい領域にチャレンジしたいと考えています。一つは海外プロジェクトへの参画です。インフラが未整備の国や地域に「ゼロから」基盤をつくることは、国内とはまた違う莫大な達成感と社会貢献につながると確信しています。
もう一つは、設備をつくって納める「EPC(設計・調達・建設)」の枠を超え、自らが出資して運営やメンテナンスまでを担う「事業投資・運営」の分野です。当社の売上高1兆円、売上利益1000億円という高い目標の達成に向け、これまでの営業経験で培った調整力を武器に、より広い視点でエネルギーの未来を形づくるスキルを磨いていきたいです。

「何をやりたいか」以上に、「誰とやりたいか」。
就職活動は、自分がどんな時に楽しさを感じ、どんな時に熱中できるのか、自らの原体験を徹底的に深掘りする貴重な機会です。私は学生時代、バスケ、ラグビー、アメフトと競技を変えながら部活動に打ち込んできましたが、共通していたのは「チームの一体感や熱量」を求めていたことでした。
仕事においても、「何をやるか」と同じくらい「誰とやるか」は重要です。とことん考え抜いて見つけた「自分のやりたいこと」と、それを共に分かち合える「仲間」がいれば、その想いは必ず相手に伝わり、納得のいく結果に繋がります。皆さんが自分自身の心に正直に、最高だと思える場所を見つけられるよう応援しています。






















