コンテナ立体格納庫
JFEエンジニアリングは、コンテナ物流システム改革の1つとしてコンテナターミナルの発想を大きく変えるコンテナ立体格納庫を開発しました。
スタッカークレーン方式のコンテナ格納庫としては、世界初の設備です。この設備によりどのコンテナも場所や順序に関係なく、ダイレクトに出し入れすることが可能となりました。リーファコンテナにも対応、手間のかかるアッパーシフト作業からも解放されます。
また、岸壁のコンテナクレーンと連携することによりターミナル全体を効率的に運用することが可能です。
今後、ますます増大する海上輸送コンテナを最適なツールを利用して効率的に運用する。
JFEエンジニアリングは、人と環境に優しい物流の実現をコンセプトとし、次世代のコンテナターミナルを提案いたします。
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コンテナの余分な移動を削減
下にあるコンテナを出す際の上積みコンテナの移動など、コンテナの余分な移動がなくなります。
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マーシャリング不要
先入れ先出しが可能なため、一切のマーシャリングが不要です。
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ヤードプランニングの負荷軽減
立体格納庫内では、プランニングが一切不要となります。
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ターミナルの安全性向上
トレーラ、クレーン、作業員の動線が完全に分離され、危険な混在作業が無くなります。
設備構成例
容量 |
840TEU (40tコンテナ×420棚) |
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棚構成 | 2列×30連×7段 |
面積 | 8400m2(150m×56m) |
高さ | 31m |
クレーン能力 |
最大40t 48コンテナ/時間 |
搬送設備 |
スタッカクレーン2基 天井クレーン2基 ターンテーブル2基 |