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グローバルリモートセンター(GRC)設立 ~海外を含む複数の商品プラントを統合的に監視  全国の発電所を接続し、電力需給調整にも活用~

2018年3月16日
JFEエンジニアリング株式会社

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下元、本社:東京都千代田区)は、各種プラントの統合監視センター「グローバルリモートセンター(以下、GRC)」を開設し、本日運用を開始しました。

当社は、商品ごとに実施している各種遠隔監視サービスをGRCに集約するとともに、AI・ビッグデータを活用しプラント運転の負荷低減や自動化を行います。こうしたリモートサービスの機能強化を図ることで、プラント運営のソリューションを全世界に提供する体制を構築しました。

当社は、2014年9月に横浜本社内に開設した「リモートサービスセンター」で、廃棄物発電プラントの運転監視・操業支援を行なってきました。
また、バイオマス発電プラント、太陽光発電設備、水処理プラントなどについては、商品ごとに当社が開発したリモート接続による操業支援や遠隔保守サービスを提供してきました。

本日運用を開始したGRCは、これまで分散していた遠隔監視サービスを集約する統合監視センターで、下記の特徴を有しています。

(1)GRCから各プラントへ熟練オペレーター及びAIによる遠隔監視・操業支援を実施することで、安定運転と運転コスト削減を実現します。

(2)トラブル対策としてAI・ビッグデータを活用し、予兆診断による運転障害の未然防止や、操業支援による迅速な正常化対応など多様なサービスを提供していきます。

(3)アーバンエナジー※1と連携し、各発電プラントでの発電計画や実績をオンライン化し、タイムリーな需給調整を行います。

(4)GRC分室をJFEテクノマニラに置き、GRCと連携して海外プラントの障害復旧サポートなどを行います。

(5)制御システムに対するサイバー攻撃リスクに対応するため、CSMS※2認証を取得し、万全なセキュリティマネジメントシステムを構築しています。

GRCによる支援対象のプラントは順次拡大予定です。当社は、インフラ運営や電力事業分野に最新技術を活用し、安全安心な社会基盤の構築に貢献してまいります。

  • ※1 2014年4月に電力小売業を開始した当社100%子会社(社長:小賀坂善久、本社:神奈川県横浜市)
  • ※2 CSMS(Cyber Security Management System)制御システムを対象としたサイバーセキュリティのマネジメントシステム

GRCが保有する機能のイメージ

グローバルリモートセンター

以上

本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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