突起付きT型鋼とコンクリートの合成床版構造

リバーデッキ

設計・施工の基本的な考え方

1. 適用基準

 

■「道路橋示方書・同解説 Ⅰ共通編およびⅡ鋼橋編」    ((社)日本道路協会)
■「鋼道路橋の疲労設計指針」                  ((社)日本道路協会)
■「鋼構造物設計指針 PART B 合成構造物」           ((社)土木学会)
■「合成床版設計・施工マニュアル」            ((社)日本橋梁建設協会)

  

2. 適用支間

 

支間部:最大8.0m
張出部:最大2.5m



3. 使用材料

 (1)鋼材
鋼材
 DFT,底鋼板(t=8mm)
鉄筋(D19,D22)  
材質 SM400A SD295
SD345
         

(2)コンクリート

圧縮強度
(N/mm2)
粗原料の最大寸法
(mm)
スランプ
(cm)
水セメント比
(%)
空気量
(%)
温和材(膨張材)
(kg/m2)*1)
30 20

8

50 4.5 30

 *1) 乾燥収縮にともなうひび割れを防ぐため、収縮補償用コンクリートとして膨張コンクリートを使用します。



4. 床版厚

h=2.5L+11
h:最小床版厚(cm)
L:床版支間(m)
床版で使用する合成床版の単位重量は、27.5kN/m3とします。
         

床版厚とDFTサイズ(標準)

床版支間
(m)
床版全圧
(cm)
DFT断面
(mm)
3 19 DFT100×204×8×12
4 21 DFT160×204×8×12
6~8 24~31 DFT175×204×8×12

 *1) 乾燥収縮にともなうひび割れを防ぐため、収縮補償用コンクリートとして膨張コンクリートを使用します。

topへ

5. 断面計算

  • 1. 床版作用
    合成前死荷重には鋼パネル断面で抵抗するものとします。また、合成後の正の曲げモーメント領域は鋼部材とコンクリート、負の曲げモーメント領域は圧縮側コンクリートと鋼部材を有効断面とします。
  • 2. 主桁作用
    合成桁として設計する場合、合成後の正の曲げモーメント領域はコンクリート断面、負の曲げモーメント領域は鋼部材と配力筋を有効断面とします。


6. 死荷重たわみと疲労設計

  • 1. 死荷重たわみ
    L/500以下(L:床版支間)
  • 2. 疲労設計
    活荷重応力は、一定振幅応力に対する打ち切り限界以下になるようにします。
着目部位
主部材方向 配力方向
溶接継手の種類 縦方向溶接継手
-すみ肉溶接継手-

荷重非伝達型十字溶接継手
-非仕上げのすみ肉溶接継手-

活荷重による許容応力範囲
(打ち切り限界)
84N/mm2 62N/mm2