大型高効率ガスエンジン ~「E3G」
近年のコージェネレーション用ガスエンジンではエネルギーコストの高騰、またCO2削減の観点からより高効率が求められております。また、設備コストを抑えるためにエンジンの出力アップも要求されております。一方、環境規制の強化に伴いNOx等エミッションの低減も今まで以上に必要となっております。ガスエンジンにおいて高効率を達成するためには、サイクル論的には超希薄燃焼、高圧縮比が、また機械損出の比率を減少させるために高出力化が必要となります。しかし、超希薄燃焼を実現するためには安定した点火・燃焼技術の構築、また高圧縮比化にはガスエンジ特有のノッキング、それに伴う出力制限の克服が必要となります。さらに効率とNOx排出はトレードオフの関係にあり、いかに低NOxを保ちながら効率アップを図ることが出来るかが技術開発の大きなテーマとなっておりました。JFEではこれら相反する性能条件を最適に実現するためにEGR技術、安定した火花点火希薄燃焼技術、ミラーサイクル技術を構築しE3G大型ガスエンジンの開発を実施しました。

■E3G性能

発電効率とNOx値はトレードオフの関係にあり、NOx低減を行うことにより効率も低下する特性にあります。 E3Gでは最新の燃焼技術の採用により、このトレードオフの関係をより高効率側に引き上げることに成功しました。