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震災復興支援技術

飲料水兼用耐震性貯水槽

いざというとき、必要な場所でいつでも新鮮な飲料水を確保できる循環式鋼製貯水槽

震災によるライフラインの被害は、市民生活に極めて大きな影響をもたらします。したがって、震災発生直後の飲料水確保は、極めて重要であり、防災計画の上では、最優先課題のひとつと考えられます。
JFEの開発した「飲料水兼用耐震性貯水槽」は、こうした事態に備え、被災者にとって必要な飲料水を必要な場所で確保しようとするものです。
この貯水槽は、地震に極めて強い鋼製構造で、避難場所となる公園や学校の校庭などの地下に埋設し、水を絶えず循環させる構造なので、いつでも新鮮な飲料水が確保できます。平常時は、水道管路の一部である消火栓として使用し、震災などの緊急時には、専用の給水器を用いて新鮮な飲料水を汲み出すことができます。
また、この貯水槽は総務省が定める耐震性貯水槽(飲料水兼用)に合致します。

特 長

1. 抜群の耐震性能

貯水槽は鋼製で、接続部分はすべて溶接構造のため、完全な水密性が得られ、震度7の大地震にも十分耐えられます。また、流入管・流出管と貯水槽との接続部には伸縮可とう管を用いており、地盤の激しい揺れにも柔軟に対応できます。

2. 水の循環性を重視

貯水槽内の水が常に循環する構造のため、部分的な水の滞留が起こらず、いつでも新鮮な飲料水を必要なだけ確保できます。

3. 防食性に優れ、長寿命

内面には液状エポキシ樹脂塗装またはステンレス鋼板を貼ったクラッド鋼を使用し、外面はポリウレタン樹脂を被覆するため極めて防食性に優れています。

4. 貯水の汚染がない

震災時に万一管路が破断しても、瞬時に緊急遮断弁が閉止する構造であるため、飲料水が汚染されることがありません。また、貯水槽内の水が流出することもありません

5. 貯水槽浮上のおそれがない

点検時など、貯水槽内を空にした場合でも、地下水の上昇による貯水槽の浮上が起こらないように設計されています。

6. 自由な設計が可能

立地条件や防災計画に合わせて、幅・長さ・容量を自由に設定することができます。

7. 遮断弁・給水装置・消火設備一体型も選択可能

緊急遮断弁室・給水栓室を耐震性に優れた鋼製構造として一体化させたタイプもお選びいただけます。

飲料水兼用耐震性貯水槽