コールドチェーン

横浜丸中青果様向け低温配送センター~生鮮農産物卸売の新しい事業モデル

コールドチェーンが途切れない新たな青果物流通ビジネスモデル

低温配送センターの搬出口が並ぶ
低温配送センターの搬出口が並ぶ
JFEエンジニアリングが一括受注して工事を進めていた横浜市金沢区の青果物用低温配送センタが、このほど操業を開始しました。

10℃という青果物に最も適した温度に設定されたこの配送センタは、閉鎖空間により衛生管理された荷捌き場と、29のバースを有しています。

オーナである横浜丸中青果(株)は、全国でもトップクラスの青果卸売業者です。配送センタの建設を契機に、これまでの卸という概念にとらわれない新しいビジネスモデルを作りたいというのがご要望でした。
大手量販店向けの大規模流通における「食の安全と安心」の確保が求められていましたが、以前は10℃の低温配送センターという施設自体がなかったため、コールドチェーンがこの段階で途切れることへの不満が寄せられていました。

横浜市南部市場の青果専用低温配送センター
横浜市南部市場の
青果専用低温配送センター
そこでJFEは、荷捌きの情報化、プラントの設計と施工だけではなく、事業計画の立案から参画し、事業予算の策定とそれに見合う設備投資額の設定、さらにはその範囲での設計・施工費の見積もりまでを一括して責任を引き受けるという形で、このプロジェクトに参加したのです。

試されたのは、新しい観点で卸という事業を考え出せる能力でした。

JFEエンジニアリングは、計画と設計と施工の一体化に加え、グループ内のリース会社の協力も得ながら、ファイナンスも組み入れたプロジェクト展開を視野に入れています。