紀州製紙様(三重県)向けバイオマスボイラ

JFE循環流動層ボイラ発電
プラント外観JFEエンジニアリングのスタッフが、産業用ボイラの商談に伺って、まず驚かれるのは、他社と違って、彼らが「環境」のエキスパートであるということです。
プラントや発電ではなく、なぜ環境なのかという質問に答えることから商談はスタートします。
JFEエンジニアリングの考えはきわめてシンプルです。
物を製造すると付随して廃棄物が発生します。新たなエネルギーを必要とする場合、まず、工場内で発生する廃棄物の利用を考える。それでまかなえない場合は工場外の廃棄物系燃料も追加して使うという発想が、今の時代には必要とされているということです。事実、都市ごみや下水汚泥、バイオマスなど化石燃料以外の発電技術メニューを多く含んでいるのが、発電プラントメーカーであるJFEの最大の特長となっています。
最近JFE循環流動層ボイラの導入を決められた紀州製紙紀州工場も、この考えに理解を示された企業のひとつです。
燃料はバイオマスと石炭の混焼。従来型のボイラが高品位炭や油、ガスなどの化石燃料にしか適合できないのに対し、JFE循環流動層ボイラは、低品位炭はもとよりバイオマス、スラッジ、木屑のほか、廃プラスチックや廃タイヤに代表される産業廃棄物など幅広い燃料に適応し、資源循環型社会のニーズに対応するシステムです。
原油の値段が高止まりしているため、燃料コストは当初の予想以上の削減につながるというメリットとともに、バイオマス利活用によるCO2排出削減という付加価値も生じています。