ニュースリリース

2007年10月09日

JFEエンジニアリング株式会社
JFE環境株式会社

「蛍光管リサイクルシステム」が資源循環技術・システム表彰
『経済産業省産業技術環境局長賞』を受賞

 このたびJFEエンジニアリンググループのJFE環境株式会社(横浜市鶴見区弁天町3番地 社長:福武諄)は、平成19年度「資源循環技術システム表彰」(財団法人クリーン・ジャパン・センター主催)の再生資源の有効利用事業の分野において、「蛍光管リサイクルシステムの開発」により「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞致しました。

 本表彰は、経済産業省が財団法人クリーン・ジャパン・センターを後援し、廃棄物の発生抑制・再使用・再利用(3R)に寄与する優れた技術開発を奨励・普及するために設けられたもので、クリーン・ジャパン・センターが設立された昭和50年に「再資源化貢献企業表彰」の名称でスタートしたリサイクルや環境保全の表彰制度としては最も長い歴史を持つ表彰の一つです。今回の受賞は、蛍光管リサイクルシステム開発におけるJFE 環境の先進的な取り組みと実際のリサイクル事業における確実な処理の遂行を高く評価していただいた結果と受け止めております。

  表彰のポイントともなったJFE環境の蛍光管リサイクルの主な特徴としては以下の点が上げられます。
 
使用済み蛍光管を未破砕のまま受け入れ、完全に密閉された専用の処理機内で口金部分の切断を行うことにより、水銀ガスの大気放出を完全に抑え、同時に純度の高いガラス回収が可能
エアーブロー方式の採用により水銀含有の高い蛍光粉を回収、続く工程で蛍光粉から水銀を蒸留回収することで水銀の再資源化が可能
ブロー技術を進化させ、直管型に加え従来は対応が難しいとされた丸管型蛍光灯への対応が可能
新たに粉砕・分級技術の開発により蛍光管の形状に拘わらない蛍光粉の回収が可能
液晶パネルバックライト用蛍光管(冷陰極管)のリサイクル開始
口金については細断後の磁力選別等により金属又はプラスチックの回収・再資源化が可能
 JFE環境では、1994年から蛍光管リサイクル事業を開始し、2004年には横浜市内に新工場を竣工、さらに2006年には仙台市内に工場を稼動させました。現在両工場で年間約4,500tの処理を行っており、受託企業は4,500社、8,000事業所にものぼります。現時点では蛍光管処理に法的規制はありませんが、行政指導やISO14001活動の普及により、年々着実にその処理量を伸ばしております。  一方、現実的には全体の蛍光管リサイクル率は推定25%程度に留まっており、蛍光管廃棄に伴う水銀汚染の問題を考えると、適正処理によるリサイクル率の向上が望まれます。JFEエンジグループは、今後も技術開発を推し進めていくとともに、将来的な処理ニーズに確実に応えるべく年間12,000t(関東圏最大)の処理体制基盤の整備を進め、環境負荷低減に向けた資源循環型社会の実現に大きく貢献していきたいと考えています。
 
以 上
 
参考 : 処理フローと処理量推移
●プレスリリースに関するお問い合わせは下記にお願い致します。
  JFEエンジニアリング株式会社 総務部 東京総務室   TEL.03(3217)2138