当社が、株式会社シーテック殿より受注した三重県青山高原における発電容量 16,000kWの風力発電所「ウインドパーク美里」の施工は順調に進捗しており、去る12月10日より試験発電を開始いたしました。工事はこれより、明年2月の完工・営業運転開始に向け試運転作業を進めていくこととなります。
本発電所は、中部日本屈指の風力発電地域である青山高原において、中部電力殿の関連会社であるシーテック殿が独自に運営される 2,000kW機8基からなる大規模風力発電所(ウィンドファーム)であり、当社は、設計・計画から、風車をはじめとした機器の調達・納入、現地の施工、試運転を経て工事の完了までを、一括で受注し、建設を進めております。
ここで用いられるスペインのガメサ・エオリカ社製 G80は、当社が佐賀県串崎地区の鎮西ウィンドパワー殿に我が国で初めて納入したものと同型機であり、風車の回転直径80m、発電容量2,000kWと、現在実用に供されているものとしては国内最大級です。本発電所は、同機を用いた我が国で最初の大規模風力発電所(ウィンドファーム)であり、これにより青山高原には、すでに稼動中の久居市殿(3,000kW)、青山高原ウインドファーム株式会社殿(15,000 kW)の各風力発電所と合わせて計34,000 kWの風力発電施設が立地することになります。
当社は、風力発電設備の建設において計122基91,520kWに及ぶ我が国有数の実績を持っていますが、とりわけ当社津製作所を山麓に擁する青山高原においては、本発電所建設工事に先んじて、当社にとって初の本格的な風力発電設備建設実績となった久居市殿、山岳地域のウィンドファームとしては我が国最大級の青山高原ウインドファーム殿という貴重な実績を積んでいます。本発電所建設工事においても、当社津製作所を拠点とし、新工法も交えて、これまでの実績に基づく幅広いエンジニアリング能力を遺憾なく発揮し、事業の順調な推進に寄与しており、今後とも我が国の風力発電の発展に貢献してまいります。 |