ニュースリリース
 
2005年7月22日
JFEエンジニアリング株式会社

鶴見事業所に導入の「水和物スラリ蓄熱空調システム」が
蓄熱分野で高評価

 当社とNEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)が開発してきた「水和物スラリ蓄熱空調システム」が、さる7月21日、財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター「第八回蓄熱のつどい」において、「蓄熱を育てる」功労で感謝状を贈呈されました。鶴見事業所総合ビルに導入した新蓄熱システムの水和物技術が評価対象となったものです。

 鶴見事業所の「総合ビル」は、築21年を経過しており、機能拡充に伴う情報関連機器の増大などにより建物全体の冷房負荷が増加する一方で、エネルギー消費面からも非効率であり、冷熱需要に対する抜本的な設備改善が必要となっていました。

 空調設備計画では、当社の方針である「地球環境保全と省エネルギーの推進」に沿って、高効率エネルギーシステムである「水和物スラリ蓄熱空調システム」を採用し、さらに「水和物スラリ潜熱蓄熱槽」を設置し夜間蓄熱を行うことで熱源機器を小容量化しました。
また、熱源機器は「高効率ターボ冷凍機」を採用して熱源システムのトータル効率向上を図っております。
なお今回採用された「水和物スラリ蓄熱空調システム」は以下の特徴を持っています。

8℃で冷水の3倍の潜熱能力を持ち蓄熱・搬送が可能

搬送流量1/3による搬送動力の最大80%低減

既存の冷水配管、 各階の空調機への適用が可能

 ソフト面では、「空調省エネ最適化制御」、「中間期の部分負荷制御 」、「室内CO による外気量制御」 などをコントロールすることで、空調システム全体の省エネルギー制御を実現しています 。当社は、その他「高効率照明」の導入と併せ、本施設全体における年間エネルギー消費量の25%(CO年間300トン)削減が可能と試算しております。

 当社では、今回の取り組みを「JFEグループの業務施設における省エネルギー推進施策のモデルケース」と位置付け、今後も社内外への普及拡大に取り組んで参ります。

(今回の省エネルギーの取り組みはNEDOの「平成16年度住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業(建築物に係るもの)」の採択を受け、実施されたものです。)

 なお、当社は、「水和物スラリ蓄熱空調システム」を7月27日~29日に東京ビックサイトで開催される「エネルギーソリューション&蓄熱フェア’05」に展示致します。

  【添付資料 】水和物スラリ写真と設備フロー図
以 上
 
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JFEエンジニアリング(株) 総務部(広報担当) TEL.03(3217)2138