ニュースリリース
 
2005年4月19日
株式会社日本リサイクルマネジメント
JFEエンジニアリング株式会社
(株)日本リサイクルマネジメント
倉敷に木質系廃棄物リサイクルの新工場を竣工
 JFEエンジニアリング株式会社の、環境リサイクル事業に於ける中核会社の1つである株式会社日本リサイクルマネジメント(以下『RMJ』)は、JFEスチール㈱西日本製鉄所(倉敷地区)構内に岡山木質系炭化施設を昨年10月より建設中でしたが、本年3月末に竣工し、4月1日から営業を開始しました。

 RMJが行う事業概要は、木質系廃棄物の受入から、炭化物生産、販売(二次製品加工までは含みません。)および蒸気の販売までとなっております。
具体的には、岡山県内を中心としての建設系廃木材や樹木の剪定枝、使用ずみパレット等の木質系廃棄物から、炭化炉の乾留ガスの熱エネルギーを活用して多様な用途に利用できる高品位炭を製造し、炭化二次製品向けに販売する事業です。さらに排熱ボイラーで製造した蒸気は、JFEスチール㈱に販売します。

 なお本施設は、「岡山エコタウンプラン」の重点ハード事業である「木質系廃棄物の炭化技術によるリサイクル事業」として、経済産業省のエコタウン事業の補助金および岡山県、倉敷市の地域ミニエコタウン事業の補助金を受け建設したものです。

・竣工した施設の概要は以下の通りです。
1)敷地面積


7,102m2
2)建築面積

228.9m2
3)木質系廃棄物処理能力

最大65トン/日(19,500トン/年)
4)高品位炭生産能力 約4,000トン/年
5)主要設備 一次破砕設備(二軸せん断方式)
二次破砕設備(ハンマーミル方式)
受入供給設備(ホッパー方式)
炭化設備(内熱式高温連続炭化方式)
排ガス処理設備(二次燃焼方式+バグフィルタ方式)
蒸気回収(煙管式ボイラー方式)
回収廃木材貯留スペース
炭化物貯留スペース
6)処理工程
破砕工程
一次破砕機、二次破砕機で30~40mm程度のチップに破砕します。
炭化工程
炭化炉で高温炭化した後、炭化物を冷却し、風力選別機で不適物を除去したのち、トロンメルで10mm未満と10mm以上の製品に分けます。
排ガス処理工程
  炭化炉の乾留ガスを、二次燃焼炉で完全燃焼した後、廃熱ボイラーで蒸気回収を行い、ガス冷却塔、バグフィルタを経由し、煙突から排出します。
7)JFE式炭化炉の特徴 :
本施設の中心となるJFE式炭化炉の特徴は以下のとおりです。
JFE内熱式高温連続炭化炉(賦活機能一体型揺動ドラム方式)は800℃以上の高温炭化が可能でタール分等の揮発成分がなく安全で均一で良質な高品位の炭化物の製造ができます。このため「土に還元できる植木鉢」や「ペット用脱臭砂」、「ヒートレスブロック」、「植生コンクリート」、「健康住宅素材」といった幅広い有効利用が可能となります。
揺動式(ゆりかごの動き)のため、炉内温度制御用の小型送風機を各ゾーン毎に炉の
上面に設置でき、きめ細かな炭化温度の管理が可能です。これにより品質の均一な炭化物が製造できます。
(揺動式炭化炉概要図)
 RMJは、本事業の開始により、木質系廃棄物を燃やさず多様な用途に利用できる高品位炭を生産することによってリサイクルを図るとともに、CO削減による地球温暖化防止に寄与しながら、地域における循環型社会の構築の実現に貢献していこうと考えております。
  【ご参考】株式会社日本リサイクルマネジメントの概要
以 上
 
●本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。
JFEエンジニアリング(株) 総務部 総務室 TEL.03(3217)2138